雲龍型(艦隊これくしょん)
うんりゅうがた
概要
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する、旧日本海軍の雲龍型空母をモチーフとした艦娘(のうちの空母娘)の分類の一つ。
担当絵師はくーろくろ氏で統一されている。
同型艦7隻の内、大戦終結までに竣工していた艦全てが実装されているが、現状では6-3ボスマスにてドロップする雲龍以外は期間限定イベント海域の報酬のみとなっている。
神社幟を飛行甲板にし、それを龍玉のついた旗竿に揚げているのが共通のスタイル。
発着艦にはこの幟に神道の祭具を組み合わせており、それぞれ剣(仕込み剣)、神楽鈴、梓弓と姉妹で異なる祭具を用いている。
また龍驤・飛鷹・隼鷹と同じ「陰陽道式」(より正確に言うと修験道にも近い)の航空機発艦法で戦闘を行うタイプで、くーろくろ艦隊独特の弓術に頼らない戦闘を展開する。
また、上の二人は揃ってかなり胸部装甲がご立派で、中破時のグラフィックもけっこう独特。
史実において雲龍型空母が完成した頃には日本は既に敗戦濃厚となっており、先の海戦で艦載機やそのパイロットも払底していた為、本来の用途とはかけ離れた輸送任務などに回される事となった。
無改造時の初期装備が対空機銃のみで航空機が一切ないのはこれが由来と見られている。
また、改造を行うのに「改装設計図」が必要なのも現状では一貫している。
その分、燃弾費は軽空母並に低消費で火力も最終値が一航戦に匹敵するため、支援艦隊を編成する際には大変優秀な構成員となってくれる。
改造後の初期装備に、“六〇一航空隊”所属の航空機「零戦52丙型(六〇一空)」「彗星(六〇一空)」「天山(六〇一空)」の、三種のレア装備を改造で持って来てくれるもの嬉しい(葛城改は流星(六〇一空)他)。
また、改の状態で艦載機搭載スロットが「18/21/27/3」となっており、「1スロの熟練MAX艦攻/艦爆+4スロ目の熟練艦載機整備員でアウトレンジ(射程長)の高火力爆撃」「2スロ+3スロの烈風48機で制空権確保」この2つの仕事を低コストでまかなえるのは雲竜型の長所である。(大鳳・加賀で同じ事をやろうとすると、倍近くの出撃コストが掛かる)
一番艦『雲龍』
イベント海域『AL作戦/MI作戦』でE-4『MI島攻略作戦』の突破報酬として初実装された。
真面目で物静かだが、どこかのんびりとしている。
改になると衣装が若干変化し、頭から龍の角を模したスパークが現れる。
二番艦『天城』
イベント海域『迎撃!トラック泊地強襲』で最終ステージE-5『トラック諸島海域』の突破報酬として初実装された。
箱入りお嬢様のような清楚でおっとりとした性格。また、提督を深く慕っており、提督LOVE勢の1人に数えられる。
初期状態は緑色の振り袖を身に着けているが、改で振袖を脱ぎ、姉と同じ衣装になる。
三番艦『葛城』
イベント海域『発令!第十一号作戦』のE-2『第二次カレー洋作戦』の突破報酬として初実装された。
雲龍型の中では最も仕事をしたと言える艦であるため、勝気で自信家。ただし、その活躍は航空母艦としてではなく、世界各地に取り残された兵士を日本へと帰還させる復員船としてであり、ほぼ戦後の事である。姉達に比べると胸部装甲が薄いため、それを提督から心配されつつイジられている。
先輩格の瑞鶴への憧れからか、彼女だけは“弓術と陰陽道のハイブリッド”という異色の発艦方式で艦載機を操る。
上半身をはだけたラフな格好ながらも姉の天城と同様に振袖を纏っており、改で姉とお揃いの衣装となる。