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編集者:俊太郎 内田
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を売ったと思ってんだクソ野郎。地獄に行きな

CV.畑耕平

概要

ヒューマンバグ大学』にて登場する半グレ組織「羅威刃」の(元?)構成員。

京極組との「京羅戦争」にて、後述の経緯から佐竹博文の始末に動いた当時のボス・城ヶ崎賢志に同行する形で登場し、彼の命令で怯える佐竹を容赦なく刺殺(しようと)した男。組織内での立場・実力は飽く迄平凡の域を脱しない下っ端のようで、直後に駆けつけた紅林二郎に一撃でノされて早々に物語から離脱した

………かとおもわれたが、約11ヶ月の時を経て兄弟チャンネル『バグアカデミア』での佐竹の新シリーズにてまさかの再登場を果たす。単発キャラと思われた薄いキャラクター性もそうだが、佐竹が友人・鬼頭丈二に付き添い訪れた台湾の奇祭で偶然再会するという極めて妙ちきりんな展開と合わせ、リスナーを驚愕(というか困惑?)させることとなった。

人物

容姿

眉間にシワを寄せた鋭い目つきにコケた頬、薄茶色のオールバックヘアに無精髭、額から頬にかけて左目を縦に横断するように付いた切傷跡…と、文面で特徴を列挙するだけでも解るような強面の中年男性。衣装は黒いVネックシャツの上に茶色のボア襟ジャケット、灰色のズボンを着用しており、全体的にシックなカラーリングで落とし込まれた中々のイケオジ。

(城ヶ崎はじめ他の幹部・一般構成員が若々しい風貌かつ派手なカラーリングの人物で占められている中では割りと珍しいタイプのデザインかもしれない。)

性格

その威圧的な容貌に違わず殺しにも一切の躊躇がなく、佐竹、紅林と素手の相手にも容赦なく凶刃を振るう危険人物だが、紅林に軽々とKOされているあたり、当時の幹部陣のような超人級の戦闘者の域には達していない様子。一応、後述の爆竹祭りで18分という好記録を残しているので、それなりのタフネスは有している…かもしれない。

爆竹祭りで神輿に上った際には、ボスと認められる条件を完遂するため(もしくは単に破裂する爆竹の痛みで下手に動けなかっただけかもしれないが)専用の衣装に着替え、因縁ある佐竹とも飽く迄痛みに耐える根比べで執念を燃やしたりと、変なところで律儀さを垣間見せている。

活躍

以前、羅威刃による京極組事務所への突撃作戦が決行された日、偶然にも一条康明からの招待を受けていた佐竹がその場に居合わせ、大型トラックが突っ込んだ現場から出てくる城ヶ崎の姿をスマホのカメラでおさえていた。それからしばらく後、佐竹は紅林の助言もあり、その撮影した城ヶ崎の画像を警察に報告。結果、羅威刃の各支部が警察のガサ入れを受けることになる。

独自の情報網でリーク元が佐竹であることを知った城ヶ崎は、藤崎を引き連れて佐竹の始末に動き、その日紅林と待ち合わせをしていた佐竹を捕まえて尋問。佐竹の目を覗き込んでリークの確信を持った城ヶ崎から「やれ」と命令された藤崎は、佐竹の腹部に深々とドスを突き立てた。藤崎の一撃で致命傷に追い込まれた佐竹はそのまま白目を向いて失神。まだ僅かに息はあるものの、直ぐに出血多量で死ぬだろうと踏んで城ヶ崎たちは立ち去ろうとしたが、丁度そこへ駆けつけた紅林が佐竹の惨状を見て激昂。その姿を嘲笑し挑発を並べる城ヶ崎に襲いかかった。

当然、アウトローである城ヶ崎たちはフェアなタイマン勝負などする気はなく、藤崎は佐竹の腹に刺さったままだったドスを回収し、城ヶ崎への右拳のフルスイングを空振りした紅林の背後を急襲。ドスを左右の手で瞬時に持ち替えての凄まじい刺突のラッシュを放つも、覚醒状態の紅林は全く捉えることが出来ず、そのままカウンターの右拳をお見舞いされ、僅か3コマで轟沈。以降も城ヶ崎VS紅林の激闘はしばらく展開されたものの、その間も横たわる佐竹が所々で映り込むのに反して藤崎の姿は一切描かれず、紅林が佐竹を担いで退散した後も城ヶ崎に回収された様子もなく、紅林パンチで顔面がひしゃげたシーンを最後に出番が終了することになった(更に言えば、城ヶ崎すら「助かることはないだろう」と高を括っていた佐竹も当然のように生還しており、今回出向いた目的すらも果たせていなかった)。

…なお、その後の展開で城ヶ崎は一条との激戦の末に討死。幹部であった東雲竜政秋元詩郎も怪我により戦線離脱したことで、組織は長期に渡り指揮系統が壊滅状態となる。更には、京極組も羅威刃残党の徹底殲滅に動き出したことで構成員の士気が低迷、綾小路をトップとする新生比遊怒羅を例に離反者が次々に発生する事態に陥る。藤崎もそうした離反者の一人であったようだが、間もなく復帰した東雲が羅威刃の新トップとなると共に離反者への報復に乗り出し、国内に安全な場所が無くなってしまい海外へ逃亡した模様。

誰もが予想しない形でまさかの再登場

盟友・鬼頭丈二から例の如く唐突に奇食旅のアシスタントに誘われた佐竹は、その翌日に今回の目的地である台湾に降り立ち、お目当ての奇食が提供される屋台を目指して大通りを歩いていたが、その往来の人混みに見覚えのある姿を発見する。遠目かつ顔半分しか確認できない状態ながら、佐竹は直ぐにその人物が、以前自身を殺害しようとした藤崎本人であることに気付き戦慄。幸い藤崎の方はこちらに気付いていない様子だったため、先行する鬼頭に無理を言ってルートを強引に変えさせた。

後に判明するが、この日は「爆竹祭り」という、神輿に昇った男が観衆の投げる爆竹の雨にただただ耐え続けるという内容の奇祭が催されており、藤崎もその祭りで観衆の的役を務めるために現地を訪れていた。爆竹祭りは本来、金運の神様を崇める目的で執り行われているのだが、その裏では台湾マフィアたちの度胸試しの場としても利用されており、最も長く耐え続けた者はマフィアたちのボスに任命される風習があるらしく、藤崎もそれを目的に祭りに参加した模様。

最後の二人枠の一人としてエントリーしていた藤崎だが、奇しくもこのとき予定していたもう一人が直前で辞退、そして奇食を終えて祭りを見学していた佐竹が欠員の埋め合わせに抜擢される。爆竹が降り注ぐ中、ふと相手の参加者が気になり目を向けた佐竹は藤崎の顔を見て再度驚愕、その思わず飛び出した声もあり、今度は藤崎の方も相手があのとき殺したハズの「貧弱野郎」だと気付くことになる。マフィアのボスになるという目的のある藤崎は佐竹に対抗意識を燃やすが、最終的に藤崎は18分、佐竹が20分という2分差を付けられて敗北(観衆の反応から、佐竹の記録は過去最長であるらしい)。

意識を失っていた佐竹と同じく、藤崎も相当なダメージを負って横たわっていたものの、自分がなるはずだったボスの地位を「雑魚」「腑抜け」と見くびっていた佐竹に奪われたことが相当頭に来たようで、マフィアたちに「新たなボス」と持て囃され手厚くアジトへ案内される佐竹に目掛けて怒りの咆哮を上げながら急襲(どこに隠していたのか、手には包丁を握っている)。しかし、直ぐに取り巻きたちが「ボスを守れ!」と一斉に藤崎を取り押さえに動き、更にはその押し合い圧し合いによって会場は乱闘騒ぎへと発展し、佐竹と鬼頭はその混乱に乗じて退散した。屈強な男たちに取り押さえられた藤崎は、走り去る佐竹の背中を恨めしそうに睨みながら「くそぉお 覚えとけよ・・・」と唸っていた。

過去各話で登場し佐竹と接点を持った人物では珍しく「因縁」という形で佐竹との関係を深めることとなった。もしかしたら、この回限りで終わらず今後も何処かで登場する…のだろうか?

またしても佐竹シリーズに登場。

どうやら前回の動画の後、台湾から日本へと帰国したらしく、その後はいつの間にか重度のアル中と化していた。明言はされていないものの、本編中のセリフから察するに、裏社会で落ちぶれたことでヤケ酒した結果アル中になったものと考えられる。

本編では、道路を歩いていた時に同じくアル中と化していた佐竹博文と再会してしまう。藤崎は今までの(一方的な)恨みを晴らすために佐竹へと襲い掛かるるも、体の制御がうまくいかずに前のめりに倒れてしまう。倒れた際に彼の頭部が佐竹の鳩尾にダイレクトヒットしていたが、結果的には反撃を試みた佐竹が嘔吐する原因となってしまい、大量の吐瀉物を浴びる羽目になってしまった。

因みに藤崎がどうやって日本に帰国したかは不明だが、彼が日本に帰国する事は前述のように京極組の粛清。及び東雲と秋元が率いる新生羅威刃の離反者狩りに逢うリスクを負う事になるが2024年1月の時点では京極組は別のマフィア「戒炎」と戦争中であるのと羅威刃は眉済俊之体制となった獅子王組の羅威刃の狩りによって柳楽和光来栖三成などに末端構成員の多くが殺され、東雲は井上月麦、秋元は伊武隼人のを襲撃を受けて負傷して長期の戦線離脱となり、竜王町に潜伏し鳴りを潜めていた点から、両組織から始末を後回しにされている、もしくは存在を忘れられている可能性がある。さらに言えば当時構成員増強に躍起になっていた戒炎にスカウトされることもなかった。

その後、守若冬史郎との死闘で我妻が敗死した事により戒炎は幹部全員(※離反した反町琥治郎を除く)が不在となり壊滅し、京炎戦争が京極組の勝利で終わった事で再度狙われる可能性はあるが、京炎戦争後の京極組は慢性的な人員不足になり、元戒炎の末端構成員だったと赤坂祥太郎宮戸龍樹、元羅威刃の傘下組織比遊怒羅の二代目トップだった綾小路乃武が京極組入りし、又、竜桜町に住む粛清屋の新城杏太郎が協力者になって戦力補充をしているものの、シマでの見回りを1日で完了できない程、深刻な問題になっており、更には戒炎と同盟を結んでいた香坂慎太郎率いる旧マッドカルテル日本支部が戒炎の残党組織を吸収してマフィア組織裏神を創設した為、対抗作として京極組は獅子王組との同盟組織『京獅子連合』を結成したが、香坂の裏切りに激怒したマッド・カルテルのボスが裏神の粛清、及び、麻薬販路の奪還する為に、武闘派構成員のダヴィッツ達の派遣して京獅子連合と交戦状態になり、2024年8月の時点において、京獅子連合VS裏神VSマッド・カルテル本隊の三つ巴戦になっている。同じく羅威刃も戦力の補充が終わっておらず、東京の組織が裏神にほぼ吸収された為、日本全国の愚連隊、半グレ組織を傘下に入れるようと奔走している状況から生存している模様。

なお、翌日12月29日から3日間は総集編が投稿されるとのアナウンスがされたことにより、事実上この回がバグアカデミアにおける2023年最後の新作動画となった。

関連タグ

ヒューマンバグ大学 バグアカデミア

羅威刃 京羅戦争

強面 残念なイケメン まさかの再登場

菊川:こちらも同様に、存在を完全に忘れ去られていた中での意外なシリーズでの再登場を果たした元羅威刃構成員で、組織の離反派という点も類似している。ただし、菊川は藤崎と違って羅威刃の幹部構成員の一人だった。また、再登場の余地を残された藤崎と異なり、こちらは三門一郎太に瞬殺されてストーリーから名実ともに退場させられたという点において、より不遇な存在といえるだろう。

ジャック・スペイシー:立ち位置的にはこちらに近い...のかもしれない...?ただし藤崎に関しては完全にとばっちりである。

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