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アークメイジ(聖剣伝説3)の編集履歴

2024-10-17 23:59:52 バージョン

アークメイジ(聖剣伝説3)

あーくめいじ

ARPG『聖剣伝説3』のアンジェラのクラス3のクラスの一つ

概要

光闇属性。闇属性以外のランク2の魔法の全体化と『レインボーダスト』が使える。専用技は『ダンシングロッド』。クラスチェンジに必要なのは『秘伝の書』。


アークメイジという呼称としてはファンタジー作品でよく見かけるジョブで、本クラスもそれに準じている。

聖剣伝説VISIONSofMANAのクラスについては[[パルミナ(VOM)を参照。



容姿

安定のレオタード姿だが、外套がドレス風のグランデヴィナと異なりコート+コルセットという形、配色も青ベース。グランデヴィナのミエインのドレスに対し、これがエレモスのコートであると考えられる。


原作版での性能

 中級魔法の『エクスプロード』『メガスプラッシュ』『サンダーストーム』『アースクエイク』『セイントビーム』の全体化に加え、秘伝に相当する『レインボーダスト』を習得。ぶっちゃけグランデヴィナとほぼ一緒。比較すると知性が僅かに低く精神が僅かに高いため、カウンター回避のために更に緻密な火力計算が必要。

 

秘伝『レインボーダスト』

 精霊を同時に喚び出しての全体無属性ダメージ。『ダブルスペル』よりは基礎攻撃力は高いが知性の差で「消費MPが1多いのにダメージは僅かながら少ない」という悲しき魔法。


必殺技『ダンシングロッド』

 杖をふわふわと操り、ターゲットに連続打突させる技。魔法というより念動力


総評とパーティ編成

 強力なカウンター行動を発動させず魔法で倒し切るなどの工夫が必要になってしまい事前知識が必要と言わざるを得ない。知性が僅かに低いためにグランデヴィナより運用は難しめ。

 一応グランデヴィナより精神が僅かに高いためセージの『ホーリーボール』とアークメイジの『セイントビーム』ならプチドラゾンビを確実に倒せるといった細かい優越性はある。

 が、結局のところメイガスを用いたり沈黙を付与した方がプレイ面は楽できる。




リメイク版での性能

 カウンター廃止に加え、新設された育成ポイントシステムでも実戦的なアビリティに恵まれ非常に強力なクラスになった。グランデヴィナ同様小回りが利く上に、火力を発揮しやすいアビリティやMPを維持するアビリティを習得するため、原作と違いパーティ編成に関わらず活躍できる。アークメイジは特にボス戦、特にノーフューチャーのボス戦に特化したデザインになっている。


各種魔法について

 システム変更で魔法エフェクト中も戦闘がフリーズしなくなりテンポは改善したが、敵が動いて狙いが外れるリスクも生まれた。さらに全体攻撃魔法は(忍術除いて)廃止されたため、各属性の全体中級魔法や大魔法はターゲットを中心に広めの円範囲を攻撃するものに変更されている。

 中級広範囲魔法(『エクスプロード+』など)については詠唱が短く消費MPの兼ね合いから連射も可能で、属性撃ち分けも相まって光クラス3の火力の中核を成す攻撃手段になっている。

 ちなみに紅蓮の魔導師の『アースクエイク』や堕ちた聖者の『セイントビーム』など、下級魔法含めてボスの中には同じ魔法でも攻撃範囲が大きく異なる魔法が割と多い点は注意。

『セイントビーム+』

 他の4属性より少し消費MPは重いが、知性依存になり基礎攻撃力も高く設定されている。一発5Hitだが範囲が広めかつ発動が早くエフェクトも短いため、無策で連発してもまず外すことはなく非常に高性能。後半には弱点とする敵が多いことも強みである。

 なお、エフェクトは原作準拠の光の柱なのだが、一瞬で5条の光が敵に降り注ぐ演出になった。創作あるあるの理不尽神罰っぽさがあり、1995年発売の原作プレイ世代には「裁きの光」とか「天から降り注ぐものが世界を滅ぼす」」とかアサルトレインといった世界滅亡の凄惨なシーンを想起させる演出になってしまっている。攻撃魔法として使い勝手が対極なエインシャント隕石落として破壊の限りを尽くさんとする絵面と火力で、黒マテリアやら恐竜絶滅やら人類滅亡シリーズでお約束な滅亡シーンあるあるな演出である。どちらもリメイク版アンジェラの超火力を支える主砲であらは、世界滅亡二枚看板みたいな凄味が出ている。闇アンジェラの『ダークフォース』や、各クラス究極魔法扱いの『ダブルスペル』『レインボーダスト』『デス・スペル』の影が今ひとつ薄いという影響もあるかもしれない。

秘伝『レインボーダスト』

 消費MP・詠唱・エフェクトの長さいずれも重く使い勝手が今ひとつだが、威力のある無属性10Hit魔法となっている。『ダブルスペル』より消費MPと基礎攻撃力がちょっぴり上なのは原作に忠実、ただしHit数は2.5倍と結構差がある。ちなみにどちらも精霊合体魔法でエフェクトもそれらしく各精霊の演出のMixだが、こちらは虹色の光の柱が出るもので『ダブルスペル』より演出はスッキリしている。


必殺技『ダンシングロッド』

「遊んであげなさい♪」

 で少しタメが入り

「そこっ!」

 で、杖をターゲットに放ちテレキネシスの要領でボコスカ殴り

「ほらほら、しっかりして?」

 と煽りつつシバき続け

「はい、お終いっ」

 でフィニッシュという、単体のみ対象の7Hit約10秒拘束のロック技。

 アンジェラの手の動きに合わせて杖がしなやかに動くため動けない敵に対する鞭打の様な絵面で、セリフとコスチュームも相まって別の種類の女王みたいになってしまっている。いや、アンジェラはまだ王女だが…。


代表的なアビリティ

専用アビリティ『デスパレート』

 アンジェラのHPが10%以下の状態から回復させた際にMPを40%も回復する、ノーフューチャーのボス戦専用に近い性能アビリティ。

 というのも、このアビリティはアンジェラが戦闘不能になると効果が無いため狙ってHPを10%だけ残すことは至難であること、魔法のくるみが簡単に手に入るため雑魚戦なら道中でMP補充可能なこと、ノーフューチャー以外だと『漆黒の力』『イグニッション』などMP消費をカバーするリンクアビリティが潤沢といった事情がある。ノーフューチャーなら『聖剣の導き』でAIがHPを1残して事実上不死身と化すため『デスパレート』発動が極めて容易となる。打たれ弱い火力お化けのリメイク版アンジェラが不死身で稼働する時点でかなり反則気味なのだが、ここにケヴィンモンクのリンクアビリティ『ダメージヒール』を併用すると被ダメージ時に10%の確率ながらHP10%回復するため、被弾を繰り返すだけでMPを補給できる事実上の永久機関すら実現できてしまう。

『裁定者』

 ボスに与ダメージ+20%という、他にリスク・コストが無いアビリティとしては破格の性能を持つ。リンクアビリティなので周回で引き継げるのもありがたい。

『エレメントコンボII』

 同じ属性の魔法を連続で使う度に威力が+10%となるアビリティで、Max30%。高性能だがAIに任せると複数の属性に弱点があるボスにランダムに撃ち分けてしまい機能しないのがたまにキズ。リングコマンドでプレイヤー自ら操作が必要があるバトルはちょっと大変。

『特技MPセーブII』

 バトル中の消費MPを40%も減らすもので、ソーサレスの『特技MPセーブ』併用なら70%も減らせる。リンクアビリティなのも有り難く、他キャラでも周回でも活きる。

『クリティカルアップII』

 原作で機能しなかったクリティカルが5%の確率で発生しダメージ倍率も120%となる上、魔法や必殺技でもクリティカルが発生する仕様に改められた。そのクリティカル率が25%上昇するアビリティで、他のアビリティ、特にリンクアビリティとの組み合わせで火力を伸ばす特性があり、光アンジェラのカスタマイズ性を向上させているアビリティである。アビリティ1枠単独のダメージ期待値なら+5%の上昇に相当する。

 実際にはクリティカルが『リミットブレイクII』やマインドアップ付与などの火力強化と相乗的にダメージが増すため、アビリティ1枠で考えればマジシャンの『リミットブレイク』の魔法攻撃力+5%より少しだけ上回るダメージ期待値となる。

 この他、クリティカルのダメージを30%上昇させる闇デュランのリンクアビリティ『一閃』と組み合わせれば当然ながら伸び率が大きくなり、相乗効果で+14%のダメージ上乗せが期待される。『エレメントコンボII』最大値が本来130%の魔法ダメージになるところ、この3つ同時なら148.2%に相当し単独よりさらに18.2%上昇ダメージが増す計算になるなど、組み合わせで倍率がさらに向上する。

 また、クリティカル発生時に一定率でステータスダウン付与するリンクアビリティ『マジックブレイク』・『プロテクトブレイク』系などと相性が非常に良い。例えば『マジックブレイク』ならクリティカル時に30%の確率でマインドダウン付与→実際1Hitでは付与率1.5%にしかならないわけだが『クリティカルアップII』だと9%になる。そしてデバフの付与は一度でも成功すれば1分効果が出るわけで、1Hitあたりの確率より短時間にどれだけの確率で付与に成功するかの方が重要になる。『セイントビーム+』の一瞬で5Hitする性質は『◯◯ブレイク』系アビリティの本領を引き出し易く、通常でも1回分で7.3%付与、『クリティカルアップII』併用なら37.6%となり、連発なら1分以内に上書きされてダウン状態は楽に維持できる。


グランデヴィナとの差別化

 大魔法『ダブルスペル』以外は習得魔法は一緒で『セイントビーム+』が主力で運用もステータスもほぼほぼ同じだが、アビリティにより差別化が為されている

 具体的には専用アビリティ『リフレッシュ』↔︎『デスパレート』、『強者』↔︎『裁定者』、『リミットブレイクII』↔︎『エレメントコンボII』、『全属性軽減』↔︎『特技MPセーブII』であり、クラスのデザインが「対雑魚戦・レベリング向き」↔︎「対ボス戦・特にノーフューチャーのボス向き」というはっきりした対比になっている。


総評とパーティ編成、クラス4へチェンジ後

 原作と異なり自前で他キャラに優る十二分な火力を有し、闇クラスと異なり「アクション面」「属性」「アビリティのカスタマイズ性」も身軽かつ多技能で、単独で完成形なクラスデザインになった。

 弱点は原作同様に耐久力で、AIの回避がポンコツなため原則マニュアル操作しないとすぐ倒れる。また魔法では殆ど削れない青ゲージ技が意外な鬼門で、青ゲージ削りに攻撃力は関係ないとは言え多数のギミックターゲットが出現する場合に同時破壊する必殺技が無いことも欠点と言えば欠点。


 基本的に誰と組ませても問題無いが、攻撃に専念するなら『挑発』持ちかつ頑丈なデュランとの相性は(別な意味でも)抜群。光なら回復やサポート系アビリティ、闇ならリンク『半減特効』・『弱点特効オール』系・リンク『一閃』など、制作陣が意図したか不明だが非常に相性の良いアビリティが並ぶ。末永く『エクスプロード+』しろ

 システム上周回だと『プロテクトブレイク』系・『マジックブレイク』は常にパーティが保有する状況に等しいため、『マインドアップ』が使えてリメイクでより前衛向きになった光リースも良いだろう。

 一方でマニュアルでないと火力を発揮しきれないケヴィンだと共存が難しい。というか火力過多でオーバーキル気味。

 ニンジャマスターもリメイクで魔法使い系クラスにシフトしたため、パーティの物理攻撃力が落ちる点は注意になる。

 

 クラス4ウィッチクィーンはグランデヴィナ・アークメイジのアビリティの上位互換を習得するだけなので、基本的な運用は変わらないまま『セイントビーム+』中心に更に火力に磨きがかかる。



関連タグ

聖剣伝説3 アンジェラ(聖剣伝説3) クラス3

ソーサレス(聖剣伝説3) グランデヴィナ ウィッチクィーン

アークメイジ

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