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マリオ&ルイージRPGブラザーシップ!の編集履歴

2024-11-09 21:36:03 バージョン

マリオ&ルイージRPGブラザーシップ!

まりおあんどるいーじあーるぴーじーぶらざーしっぷ

マリオ&ルイージRPGシリーズの第6作目。

概要

2024年6月のNintendo Directで情報が解禁された、『マリオ&ルイージRPGペーパーマリオMIX』から9年ぶり、『マリオ&ルイージRPG3!!!』のリメイク作である『マリオ&ルイージRPG3 DX』からだとおよそ6年ぶりとなるマリオ&ルイージRPGシリーズ最新作。

シリーズ初のNintendo Switch用ソフト及び、かつて開発を行っていたアルファドリームが倒産してから初の完全新作で新たな開発元はアクワイアが担当。

2024年11月7日発売。


舞台はキノコ王国とは異なる別の世界・コネクタルランドで、船島を拠点に海を漂う漂流島の数々を探索する。


マリオ&ルイージRPG4ドリームアドベンチャー』以降のRPGシリーズは、プロデューサーの意向でオリジナルキャラの出演・活躍がだいぶ控え目になっていたが、本作では多数のオリジナルキャラが登場し物語に関わってくる様になった。


新キャラクターのコネッタタップーなどコネクタルランドの住民はコネクターや電源タップのデザインが用いられ、敵勢力のボルドルド隊はイヤホンジャックなど、全体的に家電製品を意識していると思われる。


もちろん既存のマリオシリーズキャラクターも登場しており、3からの常連であるイエロースターも登場することが、PVにて判明している。


コンビネーションアタック!

ブラザーアクション/ブラザーアタックも進化し、マリオとルイージが今までより激しく画面内を飛び回っている事が多数確認される。

通常攻撃のジャンプやハンマーも連携でより威力を高める要素が加わり、ブラザーアタックはエクセレント時、特別なカットイン演出と共に攻撃範囲まで拡張される。


尚、一部場面を除き全作品通してドット絵が主流だったが、今作は完全なフルCGである。セリフを話す時の吹き出しにキャラ名が表示されるようにもなっている。

もちろんマリオとルイージの生き生きとしたリアクションも健在で、今作から顔が青ざめる表情差分が追加されている。


4と同様にルイージが大いに活躍し、作中ではルイージの閃きで攻略する『ルイージセンス』なる新要素があり、フィールド攻略やボス戦に大いに役立つ。

ルイージが何かを閃いたシーンでの「!」がよく見ると上部分が細長いLだったりする他、タイトルロゴの「!」の上部分も細長いLになっている。

このためか、PVでタップーがマリオブラザーズを呼ぶ時にルイージの名前を先に挙げるなど、ルイージが重要視されている様子である。


あらすじ

ある日、ピーチ城の庭で過ごしていたマリオとルイージは突然空に現れた謎の空間に吸い込まれ、異世界コネクタルランドに迷い込んでしまう。

そこの船島で出会った少女・コネッタと不思議な生き物・タップーから、このコネクタルランドの大地が何者かによってバラバラにされてしまった事を知る。

コネクタルランドを救うため、マリオブラザーズは新たに島つなぎの冒険に出るのだった。


登場キャラクター

主要キャラクター

キノコ王国の言わずと知れたヒーロー。コネクタルランドに飛ばされてしまい、バラバラになった島々を元の大陸に戻すために冒険に出る。

今作では蜂に追いかけられて谷に落ちそうになったルイージを助ける時に2人の手が輝き出し、謎の竜巻が発生して飲み込まれるようにコネクタルランドに飛ばされた(この際、付近にいたピーチ姫やクッパ達も巻き込まれてコネクタルランドに飛ばされている)。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー冒頭の様にコネクタルランドに飛ばされる際にルイージとはぐれてしまい、ルイージの幻覚と幻聴を見聞きしてしまうくらい心配していた


言わずと知れたヒーローで臆病なマリオの弟。同じくコネクタルランドに飛ばされ、時に閃くアイデアで道を切り開いてくれる事も。

マリオより先に船島に飛ばされており、コネッタやタップーと先に仲良くなっている。


コネクタルランドを支えるコネクタルツリーの育て師「ソダテナー」を務める心優しい少女。

元々の木は何者かによって枯らされてしまい、新たなツリーの育成に励んでいる。


ブタの貯金箱の様な姿の今作のサポート役。コネッタの友達。

ブタ鼻に見えるのは目で、「ブタ」と言われるのをかなり気にしている。

ルイージの帽子の中を「自然を感じる」と評して気に入っており、普段はルイージの帽子の中に入っている。そのためか、最初にマリオブラザーズを呼ぶ時はルイージの方を先に呼んでいる

背中の穴になんでも収納でき、メニュー画面のテレビや、集めたコネリーを入れている。


毎度お馴染みキノコ王国のプリンセス。今作では腕に、グズグズ団の証であるスカーフを付けている。

マリオブラザーズと同時期にコネクタルランドに飛ばされた。グズグズ団とイエロースターと共に、マリオ達とは別行動する。

イエロースター曰く「賢いから簡単には捕まらない」とのことだが……首を傾げたプレイヤーは絶対にいるはずである。

しかし今作では、敵地の情報を入手するために自分がわざと捕まる事を提案してくる(ルート分岐次第ではピーチ姫ではなくルイージが捕まる立場になり、攻略法が変わる)。


毎度お馴染みスターの精でこれまでにマリオブラザーズの冒険をサポートしてきた。

今回はマリオたちに同行せず、ピーチ姫のサポートに回っている(合流後に話しかけるとタップーが「一緒に来ないか」と誘われるが、コネクタルランドのことをよく知るタップーの方がお供として適任だと言って辞退する)。


毎度お馴染みキノコ王国の住民。

ピーチ姫と共にコネクタルランドに飛ばされ、合流後は船島でお店を経営したり、船島の移動速度を上げたりしてくれる。


コネクタルランドの住人たち

グミ、ズレッタ、グレール、ズンドーからなる4人の子供達。

彼らの頭文字を取ってグズグズ団と名乗っている。街の自警団を気取っているが、島民からは何をやってもダメな悪ガキ程度にしか認識されていない(ただ、中には温かい目で見守る理解者もいる)。

サビレッタ島でマリオ達と出会い、その活躍を見て島を元に戻す為に協力する。その後、ピーチ姫を一員に招き入れ、同行することになる。


  • フレン

クッパが占領した島に住まう温和な少年。

クッパJr.と友達になったがマリオブラザーズに対しても協力する。

名前の由来は「フレンド(友達)」と思われる。


  • センサミール

頭に方位磁針を付けた帽子を被った男の子。「〜ッス」が口調。

海流の調査を生業にしており、漂流島に詳しい。

ジャン・グール島にて、父親のパパミールと共に海を調査していたら、ゾケット一派に襲われて大灯台島に攫われた。パパミールの機転でカプセルに入れられて脱出し、船島に漂流した。

マリオ達に海図を譲る。

名前の由来は「センサーを見る」と思われる。


  • ウルーサ

グラングラン島の長。女性。

島民からは慕われているが、怒ると24時間耐久説教コース(三食つき)を行う。コネクタルランド分裂の際にデキータとツクローサと離れ離れになってしまい、心労で腰を痛めている。

島の入り口のアーチは彼女が作ったものである。

名前の由来は「うるさい」と思われる。


巨体のグラゴンをタックルで星になるくらい吹っ飛ばした事で、タップーに「マリオ達より強いかも」と言われた。


  • デキータ

ウルーサの子供で長男。頭にねじり鉢巻きを付けた赤いエプロンの男の子。グラブ作りの名人。

元気がある熱血漢だが、「3歩進んで3歩下がる」などと頓珍漢なことを口走る。

コネクタルランド分裂の際にジャン・グールに素材探ししていた為、家族と離れ離れになっていた。

名前の由来は「できた」と思われる。


  • ツクローサ

ウルーサの子供で長女、デキータの妹でもある。頭にゴーグルを付けた青いエプロンの女の子。アクセサリー作りの名人。

ルー語混じりな口調で、自作の歌を歌う何か拗らせている性格

コネクタルランド分裂の際にツイスツリーを見に行っていた為、家族と離れ離れになっていた。

名前の由来は「作ろう」を女性名風にしたものと思われる(ツクローなどだと男性名っぽくなってしまう)。

デキータとツクローサ、2人の内どちらか1人と合流することでハンマーを入手できる。そして先に合流した方が船島に残って、グラブ・アクセサリー屋を営むようになる。


  • ニョッキーナ

ツイス島に住むワックス職人。女性。

森に住んでいるのに大の虫嫌い。

名前の由来は植物が成長する際の「ニョキニョキ」という擬音と思われる。


  • ルンデス

フォレストン海域の大灯台島で出会う調査員。口調は「〜るんです」。

調査のために自分の命が危険になってもいいという、何か危ない人物。


  • ギミルダ

メリーゴ島に住まう発明家。レンチのような装飾(カニにも見える)のゴーグルを付けた白衣の女性。

ライバルがいるらしい。

名前の由来は、「ギミック」を女性名風にしたものと思われる。


  • ディオード

ナイトコル海域からはるばるツイス島にやってきた、「さすらいのステップマスター」の異名を持つダンサー。ワックスで髪型を整えないと踊れない難儀な性格。

名前の由来は「LED(発光ダイオード)」と思われる。


  • エミット

ディオードの付き人。我儘なディオードに振り回される苦労人。

名前の由来は音や光、熱を発するという意味の「Emit」と思われる。


  • アッチーノ

カンダーン島の住民。

名前の由来は「熱(あっち)いの」と思われる。


  • シバレル

カンダーン島の住民。

名前の由来は北海道の方言の「しばれる」(寒い、という意味)と思われる。


クッパ軍団

毎度お馴染み、キノコ王国では誰もが恐れる大魔王。

自身もコネクタルランドに飛ばされたが、島の一つを占領し、第三勢力としてコネクタルランドの掌握をも目論みマリオブラザーズ、ゾケット一派双方と敵対する。


クッパの息子。コネクタルランドの掌握を目論む父・クッパを応援している。クッパが占領した島の住人であるフレンと友達になった。


クッパの側近の魔法使い。今作も忠臣として主君親子を支える。


ゾケット一派

己が陰謀の為に暗躍する謎の人物。

冷酷無比な性格だが、数字に細かく、名前の覚えが悪い。


ゾケット配下の三人衆。ルドルフ、ボルドー、トッドからなる。

ゾケットに忠誠を誓っており、彼の期待に答えようと奮闘している。

そして今作にてルイージのことを「みどりのヒゲ」と呼ぶのは彼らである(マリルイ4からクッパがルイージをちゃんと名前で呼ぶようになったため。マリオの方も「あかいヒゲ」と呼ぶ)。


  • ゾケットへい

アダプターのような姿の下っ端兵士。

イヤホンジャックを槍のように構えたトゲゾケットへいや、硬い兜で攻撃を一度だけ無効化するメットゾケットへいなどがいる。


首がバネ、クチバシがブースターケーブルになっている怪鳥。ゾケット一派の移動手段に使われる。

各島々から人を攫ってどこかへ連れて行く。


通常個体より遥かに巨大なメガゴイールという個体もおり、ゼニアレバー島のボスとして立ちはだかる。

通常のゴイールが繰り出してくる行動の他、竜巻攻撃をしてくる。


大灯台島の大ボス

ボルドルド隊によって配備された、大灯台島の番人たるモンスター。

ヤミコネリー(コネクタルが供給されなくなって淀んでしまったコネリー)を餌として与えられ強化・凶暴化している。

どのボスも大灯台島の環境に準じた姿をしており、「口の中に顔がある」「縁のある双眸を持つ」と言う共通点を持つ。


フォレストン海域の大灯台島のボス。巨大なウツボカズラのような怪物。

両腕の蔦による攻撃や、腹を叩いてザコ敵を吐き出したり、こちらを食らいつこうとしたりする。


その他のキャラクター

3/3DX』を除く過去作にも登場しているお馴染みの食いしん坊なスーパードラゴン。本作ではブラザーアタック『どっちかエッグ』で登場し敵にヒップドロップをお見舞いする。


初代/1DX』以来の登場となる自分の事を女の子と思い込んでいるピンク色の恐竜。メリーゴ島の迷路におり彼女(?)もマリオ達と同じくコネクタルランドに飛ばされてきた模様。


キノコ王国に生息している青色の首長竜。マリルイシリーズでは今作が初登場

コネクタルランドに飛ばされてきた際に怪我をしてしまったようで……


グラングラン島のボスで、本作で初めて戦うボス。

島民が作るオブジェを「気に入らない」「誰も構ってくれない」などと何故か敵視しており、手下のテモリンと共に壊し回っていた。ボス戦後にその理由が判明する。

テモリンと同じく構えによって通じる攻撃が変わり、大きな両腕で地面を叩いて衝撃波を放つ他、背中に背負った瓦礫を雨のように降らせてきたり、地面を滑りながら突進してきたりする。

瓦礫降らしのあと、画面奥の石像に乗った瓦礫をルイージセンスで打ち返すことで怯ませる事ができ、CM「島つなぎ編」にてその様子が描かれる。


コネッタの師匠であるソダテナー。現在は行方不明になっているようだが……?


  • パパミール

センサミールの父親。

ゾケット一派に捕まるが、息子だけを逃がした。各大灯台島にて、ゾケット一派の目を盗んでメモを残している。


コネクタルランド

今作の舞台である異世界。元は1つの大地だったが、何者かによってコネクタルツリーを枯らされて大地がバラバラに裂けてしまい、現在は海に漂う島々になってしまった。

元々コネクタルツリーから供給されるコネクタルを各地の灯台を介して生活していた。

コネッタとタップーと共に島つなぎすることが今作のマリオブラザーズの目的である。


なお、今作では攻略順によって島に変化が起き、一度クリアした島でも再度探索することで新たな発見があることも。


また、漂流島の中には灯台がないカケラ島という小さな島があり、島つなぎできないがある条件下でアイテムを入手できる。


  • 船島

本作の拠点となる島。

その名の通り、船として移動できる島であり、海流を乗り継ぐことで別の島を探しに移動する。

帆に当たるのはコネッタが新たに植えたコネクタルツリーの苗木。各漂流島の灯台からコネクタルプラグを船島に繋ぐことで島繋ぎという形に牽引することができ、コネクタルフラワーが開花して各地にコネリーという精霊のようなエネルギーが隠れるようになる。

別の島へは大砲で移動(ただし、クリアするまで船島へは帰れない。後にウルーサから船島へ帰ることができるリターン土管をもらえる)し、コネクタルプラグを繋げたあとはワープ土管で行き来できる。

そしてイベントをクリアする度にコネクタルツリーに光が集まり、行ける海流が増えていく。


マリオとルイージが旅をしている合間にも海流に乗って移動しており、漂流島に近づくと知らせてくれる(島から離れすぎると移動できないが、再び移動できるまでそうそう時間は掛からない)。ただ、初めて訪れる漂流島を探索している間は灯台のコネクタルプラグを連結するまで海流移動はできない。

後に船島のスピードを上げる機能が付き、漂流島やレア岩礁に近付くと等速に戻る。


  • 大灯台島

各海域に存在する、巨大な灯台がある島。

元々はコネクタルツリーから供給されるコネクタルをエリア内の各地へ伝達する中継地点である。

現在ではゾケット一派に占領され、彼らの要塞と化している。ヤミコネリーを生み出されたり、攫われた島民達が働かされている。


ここを解放することで、次の海域に進むことができる。


フォレストン海域

かつては自然に囲まれたエリアだった漂流島が存在する。


  • グラングラン島

岩などのゴツゴツした固いモノであふれた島。この島の住民はモノ作りが得意で、彼らが作ったオブジェが島中に飾られている。

聖地グラグラディッシュなる場所があり、文字通りグラグラと危なっかしい岩山の上に灯台がある。


物語で必ず最初に訪れることになる漂流島である。

ツイス島とジャン・グール島を繋げるとグラゴンが暴れ出すため、再び探索することになる。


  • ツイス島

自然に恵まれた観光の島。おムスビ様の伝承を持つ遺跡がある、ダンサー達の聖地。

独特な形をしたツイスツリーが目印だが、コネクタルランド分裂の影響でしなびてしまう。楽しいダンスを踊ると元に戻るらしい。


  • ジャン・グール島

雨が止まない密林の島。

スイッチボックスで道を防ぐ蔦や根を出し入れしながら進む。


  • イケイケ島

一面が花畑になっている花園の島。

乗ると回転ジャンプするものや、リズムよく硬い種を射出するものなど、様々な花がある。

スレッタにとってはコトゼットとの思い出の場所でもある。


カララフル海域

砂漠や乾燥地帯のエリアだった漂流島が存在する。技術者が住んでいるのも特徴。


  • サビレッタ島

古い建物が雑多に並ぶ、文字通り寂れた島。

最近では人さらいする怪鳥・ゴイールが、島の住民を何処かへ攫っていくという。グズグズ団の出身地。


  • ニマム島

カケラ島の1つ。あるサブシナリオにて訪れ、ゾケット一派の目的の一部を聴ける。


  • チッサ島

モンスターが徘徊しているカケラ島。トレジャーハンマーなどが入っているアイテムボックスが多数置かれている。


  • メリーゴ島

遊園地のような外観の迷路の島。

迷路自体がセキュリティになっているようである。

サビレッタ島と同じく、こちらでもゴイールによる人攫いが行われている。


  • コツブー島

砂漠のカケラ島。流砂があるためある方法でないとまともに探索できない。


  • ゼニアレバー島

ビジネスの事で頭がいっぱいな住民が住む、都会的な島。

コネクタルランドの経済発展に貢献しているが、何処か慌ただしい。

実はゾケット一派によって占領されており、人攫いの中継地点にされていた。囮作戦にて、ピーチ姫かルイージがこの島に攫われる分岐イベントが発生する。

ルイージの方を選ぶとエリアの詳細がわかるが、その間の探索やサブシナリオなどはマリオ1人がこなさなければならない(作中でハッキリとバトル上級者向けと言われる。一応、この時に発生するサブシナリオは後回しにしても大丈夫なのだが)。その代わり、ルイージを操作するパートが用意されている。


  • サーサーイー島

岩が積み上がっているカケラ島。

あるサブシナリオにてピンクのあの子を探すために訪れることになる。


  • スナバッカ島

ドプドプオイルを探すべく訪れる事となる一面砂漠の島。オアシスもある。スナジローという骨のサメのようなモンスター(しかもLv40の超強敵)が彷徨くエリアがあり、挑む時点のレベルでスナジローに挑もうとすると痛い目を見る。


アッサム海域

炎と氷に関連のあるエリアだった漂流島が存在する。


  • カンダーン島

氷とマグマが共存する寒暖差が激しい島。

相反する2つの種族が日頃から何かの話題で対立している。


ナイトコル海域


また現時点で名前や詳細は不明だがクッパが占領した島が存在しておりあちこちにマリオブラザーズの指名手配書が貼られている。


システム

基本操作

従来通りマリオの後ろをルイージが追いかけるが、ピッタリくっついているのではなくマリオの動きに合わせて追尾する挙動になっている。

従来では段差や崖を飛び越える際はタイミングよくABボタンを押さなければならなかったが、今作ではマリオが段差や崖を飛び越えるとルイージが自動的に飛び越えるようになり、Bボタンを押す必要がなくなった(ルイージが敵を踏むなどの際は、従来通りにBボタン操作する必要があるが)。

ハンマーの操作はマリオがXボタンでルイージがYボタン。


また、戦闘画面にて、従来ではルイージでアイコン選択する際はBで決定・Aでキャンセルだったが、今作ではマリオの時と同様にAで決定・Bでキャンセルとなっており、従来のシリーズ経験者は少し戸惑う仕様になっている(アクションの際は従来通りマリオがAでルイージがB)。


また、敵の攻撃の際にはRボタンで緊急ガードを行う。緊急ガードは状態異常の付与も防げるため、利点が増えた。


ブラザーアクション

毎度おなじみ兄弟によるアクション。

今作ではRステックを倒して切り替える。


UFOスピン

従来のスピンジャンプに当たるアクション。

ダンスをするようなポーズをし、XボタンでUFOのような形に回転しながらしばらく浮遊する。Aボタンで普通にジャンプできるが、ハンマーは使えない。


ブラザーボール

マリルイ2に登場したアクション。

ボール型に合体し、転がって移動する。パイプや狭い穴などに入り込む事ができる。


ファイア&アイス

背中合わせになり、ファイアフラワーとアイスフラワーで変身し、ファイアボールとアイスボールを撃てるようになる。

ファイアボールで氷を溶かし、アイスボールで溶岩を固めたりできる。


コンビネーションアタック

マリオとルイージが揃っている際、従来のソロアタックで兄弟が力を合わせて繰り出す様になり、さらなるダメージを与えることができる。初代マリルイのブラザーアタックに近い。

ただしマリオとルイージが離れ離れになった時や、片方が倒れた時は従来のソロアタックになり、威力が少なくなってしまう。


バトルプラグ&バトルタップ

ストーリーを進めていくと手に入るプラグ型のアイテム。

種類は様々で、バトル中に装備すると追加ダメージを与えたり、必ずクリティカル攻撃になるど戦いを有利に進められる。

道中集めたコネリーを使う事で新たなプラグを作成する事が可能。ただ使用回数が決められており、再使用するのにバトルでターンを稼ぐ必要がある。


ルイージセンス

コネクタルランドに飛ばされた際に目覚めた、ルイージの新たな力。

冒険中にルイージが何かに反応して光るので、この際にLボタンを押すと何らかの突破口を開いてくれる。他にもルイージが自動的に野菜の引っこ抜きや収集をしてくれるようになり、2人手分けして手早く作業を終わらせることも可能(ルイージ任せにしてパシらせることも可能)。


ボス戦中でもルイージが何かを閃く事があり、ボスを怯ませたりダメージを与える事ができる。ただしマリオの協力が必要であるため、どちらかが倒れていると使えない。


サブシナリオ

冒険中、依頼を受ける事がある。話しかけるだけでクリアするものもある。

ただし、中には期間限定のものがあり、ストーリーを進めてしまうと受けられなくなるので注意。


コネリー

電球のような姿をした精霊であり、エネルギーになるもの。

島の各地に巣があり、引っ張ると飛び出す。動きは素早いがルイージと手分けして回収することができる。

巣の位置は、メニュー画面の地図で表示される。

バトルプラグを作成するために必要となる。


リターン土管

グラゴンを倒した後に、ウルーサからもらえるアイテム。

使用することで、船島や島つなぎした島へ自由にワープできる。ただし、場所によっては使用できない他、島つなぎしていない島へは移動できない。


余談

(ペーパーマリオシリーズとのコラボである『ペーパーマリオMIX』を除いて)ナンバリングが付いていないことについては、「従来のアルファドリーム社製との区別化のためではないか?」という考察の声もある。


Nintendo Switch Onlineにてゲームボーイアドバンスのソフトの配信の中に『マリオ&ルイージRPG』が存在するため、その時点からマリオ&ルイージRPGシリーズの権利関係が、今後は任天堂が版権を単独で所有することで整理がついたのであろう。


開発は上述の通りアクワイアであり、今までのシリーズに関わっていた開発者の一部も参加しているということ。


ともあれ、ファンの間では「新作・リメイク制作は絶望的」と見られていたマリオ&ルイージRPGシリーズの突然の新作発表に、多数のユーザーからの驚きと喜びの声が上がった。


PVではクッパがルイージを名前で呼んでおり、『マリオ&ルイージRPG4ドリームアドベンチャー』並びに『ペーパーマリオMIX』より後の時系列であることが考察される。


関連タグ

マリオ&ルイージRPGシリーズ

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