グラゴン
ぐらごん
「アァ… 気ニ入ラナイ! 気ニ入ラナイナァ!!」
「ゼンブ コノ手デ ブッコワシテ! オレサマガ 注目ヲ集メルンダ!!」
「ブッコワース!!」
「マリオ&ルイージRPGブラザーシップ!」に登場する
眉毛が石のようになっている巨体のモンスター。グラングラン島に生息するテモリンたちの親玉。
ピンクのパーカーのフードの中には、グラングラン島の島民が作った作品の残骸をたくさん詰めている。
グラングラン島の島民が作ったオブジェに恨みを抱いており、テモリンと共にそれらを破壊するのを目的としている。
物語序盤、再び暴れ始めたテモリンと共に島を滅茶苦茶にしてしまい、そこに現れたマリオブラザーズと戦闘になる。
だが実際は、かつてグラングラン島の長・ウルーサと一緒に住んでいた大人しいモンスターだった。ウルーサのことはオバチャンと呼んで慕っていた。
しかし、ウルーサが近頃構ってくれなくなり、島民も自分を見てくれなかったことに憤って家出し、その原因が島民達が作ったオブジェのせいだと曲解して壊そうとしたのが事件の真相であった。
戦闘後、薄々グラゴンの仕業だと気付いていたウルーサによって「みんなに かまってほしいなら… そんなに 注目されたいなら!! みんなが よろこぶことをしなよ!」と正論を叩きつけられた挙句、「オカン 愛のムチムチ☆アタック」という名のタックルを受けて吹っ飛び、星になった。
あまりの衝撃にマリオブラザーズは呆然し、タップー曰く「マリオ達より強いんじゃ…」とのこと。
その後、フォレストン海域の大灯台を取り戻すと、グラングラン島に戻ってきてウルーサと和解した様子が描かれている。
サブエピソードの『がんばれグラゴン』では、皆を喜ばせようと新しい作品を作る為に材料の岩を運ぼうとしていたがテモリン達には岩の運び方が分からず、自分も教え方が分からないので困っていた為にマリオ達が手伝う事に。
岩を住処に運び終えた後、グラゴンはウルーサを模した石像を作った。
レベルは7。
テモリンと同じく、構えによって無効化する攻撃が異なる。
顔の前に両腕でガードしている時はハンマー攻撃を無効化し、頭の上に両腕でガードしている時はジャンプ攻撃を無効化する。
怒ってガードを解いた時はどの攻撃も通じる。
なお、グラゴン戦ではまだブラザーアタックやバトルプラグが解禁されていないため、ジャンプとハンマーだけで戦う他ない。
余談だがこの戦闘はボルドルド隊のルドルフに目撃されており、ゾケット一派がマリオブラザーズのことを知るきっかけとなった。
- 衝撃波
地面に腕を叩きつけ、衝撃波をこちらに飛ばしてくる。ジャンプで飛び越すべし。
右手はマリオ、左手はルイージを狙う。
- スライディング
後ろに下がり、頭を大きく後ろに仰け反らせて勢いをつけ、頭から地面を滑るように体当たりしてくる。頭を踏めばカウンターできるが、タイミングがズレると背中の瓦礫に阻まれる。
- 連続攻撃
ガードを解いた時に繰り出す。
右フック、左フック、頭突きをリズムよく放つのでジャンプで回避しよう。
- 瓦礫降らし
パーカーから瓦礫を雨のように降らす。赤い瓦礫がマリオを、緑の瓦礫がルイージを狙うため、ハンマーで打ち返そう。また落ちてくる時のグラゴンの目線でどちらに落ちてくるか見極めよう。
瓦礫降らしの後、画面奥の石像の上に瓦礫が乗りグラグラする。ここでルイージセンスを使うことができる。
使うとルイージが石像の傾きを利用して瓦礫と共にグラゴンに突撃するが、呆気なくグラゴンに受け止められる。その後マリオに向かって投げつけてくるので、ハンマーで瓦礫を打ち返すことになる。
成功するとルイージが着地してハンマーを当て、2人の力で打ち返された瓦礫がクリーンヒットし、グラゴンが次のターンまで気絶する。
この時に攻撃を当てると必ずクリティカルヒットするため、チャンスとなる。
終盤復活を果たしたラスボスの計画によってコネクタルランドの各地で理想の世界を見せる花による被害が各地で相次ぎ始める中、ラスボスの元に乗り込むためキズナの力を集めようとグラングラン島のウルーサの家を訪れたマリオ達だったがそこで目にしたのはゼツエンタイを浴びて凶暴化したグラゴンの姿だった。
ゼツエングラゴンとなったグラゴンはウルーサの説教すらも耳を貸さなくなり以前よりも暴れまわるようになってしまった。レベルは41。
マリオ達に再び倒され正気を取り戻したグラゴンはウルーサに謝罪。再び島の作品を壊したグラゴンに対して怒りが収まらないウルーサだったがデキータとツクローサの説得を受け島の皆に謝りに行くと決めると同時にラスボスに対抗できるキズナの力が発生したのだった。