注意:本記事には『マリオ&ルイージRPGブラザーシップ!』のネタバレが含まれます。
「余の名は オムスビ。コネクタルランドを見守ってきた存在。」
「マリオ。 ルイージ。 余はふたりを知っておる。ずっとずっと前から…」
概要
コネクタルランドを見守っている、所謂精霊や仙人のような存在。現在はオムスビ島に住んでいる。
コネクタルランドでは伝説といわれており、ツイス島のあちこちにはオムスビ所縁の遺跡が並んでいる他コネッタのようなソダテナーにとっては神様のような存在らしい。
普段はコテコテの関西弁で喋るが、当初マリオとルイージ相手には仙人らしく威厳のある口調で喋っていた。一人称は前者のときが「ワシ」、後者のときが「余」。
心の声が漏れやすく、素の性格は面倒臭がりでナルシスト。食べ方が汚い。
タップーは彼の使いであるが、我儘なオムスビに容赦なくツッコミを入れることも。
名前の由来はキズナや島々を「結ぶ」ことからと思われる。ただ、その容姿はあっちのオムスビに見えなくもない。
タップーを一回り以上大きくしたような姿だが、豊かな白髭や眉毛を持つ為ブタと間違われることは少ない模様。
活躍
本作において、マリオとルイージをコネクタルランドに送った張本人。
ゾケットによってバラバラにされたコネクタルランドを元に戻すため、唯一無二の強いキズナのチカラをもつ2人を呼び寄せ、またコネクタルランドと近い波動をもつルイージの潜在能力を引き出したのだという。
更に新たなコネクタルツリーを育てるためにタップーをコネッタの元に送るなど、コネクタルランドを思う気持ちは本物のようである。
伝説といわれているオムスビが本当にいると分かると何者かに狙われるおそれがあるため、島つなぎが一通り終わるまではすべてのことを黙っておくつもりでいた。
ゼツエンクッパを倒したマリオブラザーズに対し、「今は戦ってはならん… 逃げるのだ…!」とゾケット要塞を脱出するように天から呼びかける。
言われた通りに要塞を脱出しオムスビ島に流れ着いたマリオとルイージを、新たなアクション「ブラザーボム」を習得させつつ自らの元へ導いた。そこですべてを話し、ゾケットのつながりを断つチカラを上回るキズナのチカラがマリオブラザーズにあるかどうかを試すべく戦うことになる。
戦闘
レベルは36。このバトルではバトルプラグ使用不可。
- ホンモノをみきわめろ
兄弟の片方とその偽物数体をカップに閉じ込める。残った兄弟は、彼らのジャンプや考える際などの動きから本物が入ったカップを見極め壊す必要がある。壊せない場合はオムスビが以下の攻撃をし、その際にカウンターを行うことでも壊せる。カップをシャッフルしてくる場合もある。
1度正解するごとにブラザーアタックを要求される。
- 押し潰し
カップを壊せなかった場合に行う攻撃。オムスビは上空で待機し、その間はカップにカウンターを行うことができる。しばらくするとオムスビが落ちてくるのでハンマーで叩き飛ばそう。
- オムスビ列車
カップを壊せなかった場合に行う攻撃。カップの隊列に続いてオムスビがやってくるが、オムスビは宙に浮いている為何もしなければダメージは受けない。カップとオムスビのどちらもジャンプでカウンター可。
- お仕置き
本物を見極められなかった兄弟に雷を落として攻撃する。
ある程度本物を見極めることに成功すると、今度はブラザーアタックを全てエクセレントで成功させるように命じられる。失敗するとオムスビが受けたダメージは無かったことになる。
- キツ~イお仕置き
これに何度も失敗した場合、2人に雷を落とし即死させる。
戦闘後
オムスビに勝利するとタップーにすべてを託すような台詞を残して消滅する…………訳もなく、即座に戻ってきてタップーから「消えてないのかよ!」とツッコまれる。偉ぶるのにも飽きたようでこれ以降口調は関西弁に戻る。
とあるサブエピソードでは仮病を使い、「甘くて冷たいモノ」を要求してくる。
ゾケット撃破後、キズナのチカラをもつ人物のヒントを得る為にオムスビの元を訪れた際、マリオの最後のブラザーアタック「オムスビむすび」が手に入り、バトルで使用するとオムスビが現れる。
ボッチアーニ撃破後、コネクタルランドの復活を目の前にして、マリオ達をキノコ王国に帰すことを決断する。オムスビは既に力をほとんど使い果たしてしまい彼の力だけではマリオ達を帰すことができないため、コネクタルランドの復活によるコネクタルの流れを利用する必要があるという。
エンディングではオープニングでも登場したワープホールでマリオ達をキノコ王国に帰した後、かつてオムスビ島だった場所でタップーと過ごす姿が描かれている。