ナース
なーす
ナース服
特に女性看護師の制服は人気が高く、「白衣の天使」などとも呼ばれている。
ただし白衣高血圧を懸念し、全身白衣のスタイルは回避される傾向にある。
また、担当する役割によって制服の色は異なる。
イラストなどでは必ずと言っていいほど描かれるナースキャップは、近年では衛生面などの理由でかぶらないことが推奨されている。とは言え、日本では国立医大を中心に多くの医療機関で現用されている。
またそのイメージから赤十字が描かれることが多いが、赤十字マークは基本的に「戦地にある軍隊の傷者及び病者の状態の改善に関する1949年8月12日のジュネーブ条約」に基づいて赤十字社(赤十字国際委員会)が認定する「軍隊およびこれに準ずる組織の医療・衛生部隊の人員・施設資機材」のみがつけることが許されるとされているため、赤十字をつけたナースは女性の軍人(衛生兵)・軍属(または国家や地方行政がそれに準じると認定した者)であることを示すことになる(民間の医療機関やそれに携わる者が勝手に掲げてはならない。破るともれなく戦犯なので要注意)。ただし、同条約により赤十字を掲げる人員・施設・交通手段に対し直接的軍事行動を行使することは禁じられている。
ほとんどで採用される服の構造はワンピースか上下セットの衣装。ワンピースのスカートの丈は長く、ズボンは長ズボンを穿くことが多い。これは万一、危険な薬剤が手足にかかるのを防ぐ為である。その為、その他でも夏場を除いて露出度は少ない。ニーソやガーターベルトなどを同じ目的で穿く場合もあるが、上着に隠れて普通は見えない。
研修中のナースはエプロン風の制服を着用する。
萌え属性
既存のアニメキャラがナース服のコスプレをするイラストが見られるように、昔から強い人気を持つ萌え属性の一つである。
病院というシチュエーションもあいまってフェティシズムを喚起させるらしく、ナースをテーマにしたアダルト商品は数知れない。
ただし、上記の通り、劇薬防止のために露出度を少なくしているため、パンチラできるようなミニスカやワンピースを着ることは現実にはない。
……と思われているが、実はルーマニアではミニスカナースが義務だったりする。
宇宙竜ナース
ナースとは、特撮ヒーロー番組『ウルトラセブン』に登場した怪獣の名称。
基本データ
『ウルトラセブン』第11話「魔の山へ飛べ」に登場。
全長：１２０メートル
体重：１５万トン
とぐろを巻くことで円盤型に変形することができ、高速で飛行する。
ウルトラセブンに巻きついて締め上げようとしたが、逆にパワーで引きちぎられてしまった。
怪獣型と円盤型に変形するというアイディアは後の『ウルトラマンレオ』に登場する円盤生物に先んじている。
『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 ＴＨＥ ＭＯＶＩＥ』においても敵として登場。
（劇中ではフルCGで描かれ、ナースとして再登場するのは初である。）