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アンサイクロペディアの編集履歴

2024-12-22 07:45:26 バージョン

アンサイクロペディア

あんさいくろぺでぃあ

「アンサイクロペディアのやつ、いたずらばかりしおって! けしからん!」 〜 アンサイクロペディアについて、磯野波平

概要

インターネット百科事典の体裁をとったWikiサイト。Wikipediaパロディサイトで、サイトデザインもWikipediaに意図的に似せているが、そもそもWikipediaのために開発されたwikiソフトウェアMediaWikiを利用して制作・執筆されている。


名前の由来は、「否定」を意味するunと「百科事典」を意味するencyclopediaの合成。日本語版での名称は当初の頃、百科事典をもじった「バ科辞典」となっていたが、後に嘘八百をもじった「八百科事典」となっている。


2005年にジョナサン・ホアンという人物と、匿名の協力者たちによって設立された。


本家同様に世界各国言語版が用意されているが、同じ記事でも言語によって異なるネタを使うため(ネタを理解した上で外国語でそれぞれ置き換えることが難しいため)、翻訳された記事が作成されることはほとんどない。


アンサイクロペディアにはピクシブ百科事典を参照するためのテンプレートが用意されている。ちなみに文言は

”同人マニアのために、ピクシブ百科事典では同人ゴロとその愉快な仲間たちが〇〇(記事名)を編集しています。”

やれやれ、ひどい言われようだぜ。


特徴

最大の特徴はオンライン百科事典の体を成していながら、「嘘八百」の名の通り事実無根、もしくは事実を極端に誇張した内容の記述が歓迎される(むしろ強要される)点である。Wikipediaはもちろん、本ピクシブ百科事典でも虚偽無意味冗談を書き込むことは規約違反として扱われ削除対象となるが、アンサイクロペディアは大半の項目が嘘で埋め尽くされている。


単に「嘘」であることだけでなく、その内容には「ネタ」「洒落」といったユーモアが求められ、面白さを追求していくことが執筆目的の一つとなっている。


ニコニコ大百科のように「嘘はネタであるとわかるように書くこと」といった決まりがないので、当該項目についての前提知識を読み手に必要とするケースが多く、マイナーな作品に関しての記事などは、知らない人にとっては何が面白いのか分かりにくい。


これらからもわかる通り、ほとんどの記事で本来百科事典として備えるべき正確性や説明義務を一切果たしておらず、それを利用して「あああああああああ!」のようなナンセンスなページ、「たらい回し」のように延々と転送され続けるページ、「落書き」のように落書きだらけの記述スタイルで記事を説明する自己言及的なページなども書かれている。


また、Wikipediaが検証性を優先するために書けない独自研究を、アンサイクロペディアでは風刺を交えることによって皮肉たっぷりに掲載していることもある。このため、「ある種の事実」を書いた「栄村大震災」、「要出典」、「著作権」のような記事が存在する。


さらにちょっと昔には、英語版のように「有名人の語録を改変して書けば面白い」と勘違いしたことから、どんな記事にも変な語録が大量につけられていた。このため、アンサイクロペディアと言えば「~について、磯野波平」等と言う印象が強かったが、最近は殆ど消されている。


今も昔も編集に当たる者にはナルコレプシー患者が多い(※)。そして、ネタとdisの区別がついてない文を投稿する人もいる。


※記事の編集者が、次の編集者に作業を託す目的で「この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。後は適当に頑張って下さい。」という文面の執筆依頼を出すため。アンサイクロペディアにおけるこの項目でも編集者が途中で寝て…zzz


問題点

トップページで「自由気ままな百科事典です。」と高らかに宣言しているが、その後に続く「基本方針に賛同していただけるなら」を見逃していると痛い目に遭う。むしろWikipediaよりもその方針は厳しく、極まった事例としてはWikipediaで歓迎されない編集者に対してアンサイクロペディアで修行することを勧めたケースもある。


他には、サーバーが重いという問題点がある。現在では幾分改善しているものの、過去には度々「全員アクセス禁止」と呼ばれる状態に陥っていた。 2015年辺りの日本語版アンサイクロペディアでは特に記事を編集するためのサーバーがダウンしやすくなり、「記事の閲覧は出来るが編集は一切できない」という状況が続いていた。現在は多少は改善されている。


また、ブラックジョーク不謹慎な記事も少なからず存在しており、場合によっては対象を誹謗しているようにも受け取れる内容も含まれるため、その対象を贔屓にしている人や関係者を不快にさせる可能性がある。特に、事件事故災害についての記事には、便乗して行政批判を行ったり関係者への中傷を書き込んだりする迷惑ユーザーが現れ、度々記述の差し戻しや削除などが行われる。


主な人物

Carib

アンサイクロペディアの所有者、通称「Carib神」。普段は管理行為を行なわず静観の立場をとっているが、荒廃したアンサイクロペディアの惨状に憂慮したのか2020年5月に首謀者(後述)の全権剥奪および全管理者のBC(権限付与権)およびCU(チェックユーザー)権限を剥奪し、件の首謀者によるブロックが全解除された。この一件は「神の鉄槌」と呼ばれている。この一件後、アンサイクロペディアの活動は徐々に回復しつつある。


お犬様

アンサイクロペディアである管理者の通称。ユーザー名があるアニメのキャラクターの英語名からきていることからこの呼ばれ方がされていた。先述の通りアンサイクロペディアには他にも管理者がいるが、このお犬様が実質全権を握っていた。chakuwikiの管理者でもある。2011年にはAscii.jpに取り上げられ、本人が取材に応じて50代(当時)でIT関連の仕事に従事していることを明かしている。


「基本方針が絶対」という考えを持っているばかりか、それを遵守しても自分が面白いと思わない記事(ちなみにお犬様自身も記事作成や編集を行なっていた)に対しても容赦なく巻き戻しや削除を行ない、さらに繰り返すユーザーに対しては個人情報に当たるCU(チェックユーザー)結果を即座に開示し、四の五も言わせずに投稿ブロックを行なっていた。このような姿勢であったことから次第にユーザーから反発されることになったが、これに対してお犬様は2017年頃から「コミュニティがLTA(長期荒らし者)の罠にはめられた」と称して次第に暴走を始め、外部SNSで批判的な発言をエゴサーチしてはアンサイクロペディアのユーザーと紐づけてブロックや、アクセスログも監視して不自然な挙動があれば編集行為が無くともノータイムでプロバイダごとまとめて広域ブロックということまでし始めた。記事に対しても「新規記事は問答無用で削除」「追加も問答無用で巻き戻し」ということをやったため新規記事がゼロ、修正含めても1桁という月があったほどである。


そして2020年4月以降には「ユーザーの99%以上が荒らし」と断定のうえお犬様に従順な管理者および数人のユーザー以外はすべてブロックし、アンサイクロペディアは機能不全に陥ってしまった。結果首謀者として翌月には先述の通りCaribによって一切の管理権限を剥奪された。


アンサイクロペディアもお手上げの項目

いずれも日本語版


第2次世界大戦関連

ハンス・ウルリッヒ・ルーデル:「事実があまりに信じがたいので、嘘を書く事はできない」という体裁の下、「アンサイクロペディアに嘘をつかせなかった男」として書かれているが実はけっこう嘘が書かれていることは秘密だ。実際は書かれている事以上にやばいことしてた可能性があるなんて口が裂けても言えない。

シモ・ヘイヘ:ルーデルと同じく「アンサイクロペディアに嘘をつかせなかった男」ポジションなのだが、嘘も混じっていますよね? 実際は書かれている事以上にやばいことしてた可能性があr(ry

舩坂弘:上記2名と同様に嘘をつかせなかった枠に該当する。「大本営認可」と書かれている一方で、嘘が混ざっている可能性は否定できない。実際は書かれているk(ry

牟田口廉也:「嘘は一ヶ所だけ。連合国のスパイだったという箇所だけで、あとはほとんど生々しい実話です」


その他カテゴリー

  • 秘密戦隊ゴレンジャー:「ゴレンジャーハリケーン」の部分に、「わざわざアンサイクロペディアンが頭をひねって面白おかしく書こうとしなくても、本物の方がすでに馬鹿馬鹿しいので、ここではあえて説明しない」とマジで書かれてしまう。
  • デビルマン (映画):作品そのものが馬鹿馬鹿しすぎて下手な嘘よりも事実を書いた方がネタ記事になる有様。
  • 稀勢の里寛:ネタと事実が混ざった事で、記事内容が若干カオスなので仮に閲覧する場合はご注意願いたい。若干ネタの比重が多いのかもしれないが……。
  • アルビレックス新潟:些事まで延々と取り上げた大規模な記事。しかもこれをほぼ一人で書き上げているのだから凄まじい。
  • パワプロクンポケットシリーズ:ゲーム内容があまりにもアンサイクロペディア的だったのでネタにするために書いたはずが全て事実になってしまった記事。こんなゲームがあったのか!!

関連タグ

ウィキペディア 民明書房 156

ネタ

ひよこ--->すごい存在

オスカー・ワイルド


これに対するアンサイクロペディア側の言い分(の、ようなもの)

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