なぜ「國鐡廣島」なのか
アーバンネットワーク(大阪圏)は223系や225系などの新型車両を積極的に投入しているのに対し、広島シティネットワーク(広島圏)では、これらの投入によってアーバンネットワークをリストラされた113系や115系などの国鉄型車両が目に付く。
このことから「國鐡廣島」と呼ばれるのである。旧字体なのがポイント。
國鐡廣島のニコニコトリビア
セノハチ
広島支社管内の山陽本線・瀬野~八本松間のこと。かなりの急勾配区間で、上り列車は坂を登ることになるので、貨物列車が通る際は後ろに補機としてEF67を連結し、登り終えると切り離す。
超有名な撮影地で、アーバンネットワーク内の島本~山崎間にあるS字カーブ(サントリーカーブと呼ぶ)に匹敵する人気。
ガムテープ
國鐡廣島の十八番と呼ぶべき修繕方法。
とれた部分や離れた部分をガムテープで接着するだけ。簡単でしょ?
たまに隙間風が入ってきて、冬に寒い思いをさせられるのは堪忍。
また、國鐡廣島では、ガムテープを張り、さらにその周りと同じ色に塗装する「ガムテ塗装」なるものも存在する。
デカ目
113・115系のうち、ヘッドライトがとてつもなく大きいやつを指す。電球灯。電気代が嵩むため、残存車は2008年までに全車チクビーム化された。
チクビーム
デカ目を埋め、その上に小型のシールドビーム灯を取り付けたやつを指す。
呼称の由来は、恐らく「シールドビーム灯が乳首に見えることから」。
末期色
「まっきいろ」と読み、「真黄色」にかけている。
とにかく黄色一色。ありとあらゆる電車にこの塗装が見られる。
和歌山線・万葉まほろば線(桜井線)にもこれに似た塗り方をした105系(103系の改造車)があり、こちらは青緑色である。
また、湖西線など近キトの113系にも見られ、こちらは緑一色。茶道部(JR西日本)項目も参照
所有車両
103系
呉線の快速をメインに終日爆走中。2012年末、待望のカナリアイエロー復活!?
105系
ローカル線で活躍。3ドア車と4ドア車がある。
113系
アーバンネットワークからの転属車。山陽本線・呉線・可部線で見ることができる。
広島色、カフェオレ色、末期色が存在するが、かつては湘南色や瀬戸内色もあった。
115系
國鐵廣島の最主力車両にして数多くの伝説を生み出してきた。
117系
山口県内で細々と活躍を続けている。100番台は国鉄色が3本、300番台は福知山色と末期色が1本ずつ在籍している。
123系
宇部・小野田線で活躍する単行電車。2013年春にJR東日本の車両が引退することになったため、123系がここでしか見られなくなる日も近い。
キハ40系
非電化区間の主力車両。タラコ色復刻が進んでいるが、色落ちが非常に激しい。
スタイリッシュ魔改造を受けた車両が4両いる。
キハ120形
國鐵廣島が保有するJR車両は、これしかいない。
関連タグ
表記揺れ
國鐵廣島:鉄の旧字体違い。2011年6月現在、こちらのタグをつけたイラストの方が多い。
…どちらを使うかはIMEと気分にご相談ください。