デュークモンとは、バンダイの育成バトルゲーム『デジタルモンスター』に登場するキャラクター(モンスター)である。
概要
携帯機の『ディーアーク』に初登場。
ウィルス種でありながらも聖騎士軍団ロイヤルナイツに所属する究極体デジモン。ウィルス種の持つ破壊の力を、秩序の維持へと使用する異端な存在である。
危うい均衡のもとに力を制御しており、一歩間違えればデジタルワールドを滅ぼす混沌の化身となりかねないため、鎧の胸部には危険の象徴『デジタルハザード』のマークが刻まれている。
全身を"クロンデジゾイド"と呼ばれる最高レベルの超合金を99.9%という高純度で使用した鎧に包み、右手に「聖槍・グラム」左手に「聖盾・イージス」を構える。
敵対する者には一切の容赦はしないが、自身が仕える主君には非常に忠実という性格をしている。
必殺技は、グラムによる必殺の一閃『ロイヤルセーバー』と、イージスから放たれるすべてを浄化する光線『ファイナル・エリシオン』。
アニメでの活躍
登場作品 | デジモンテイマーズ, DIGITAL_MONSTER_X-evolution,デジモンセイバーズ |
---|---|
所属 | (T)松田啓人のパートナー,(X)ロイヤルナイツの一員,(S)ロイヤルナイツの一員 |
CV | 野沢雅子 |
『デジモンテイマーズ』でのデュークモン
松田啓人(タカト)のパートナーデジモンのギルモンが究極体に進化した姿。
人間である松田啓人(タカト)と融合(マトリックスエボリューション)しデュークモンへと進化する。そこから、グラニ(0ARMS-Grani)と融合することでデュークモン・クリムゾンモードとなることができる。また、怒りによって究極体メギドラモンへと暗黒進化することもある。
- 進化系統
幼年期:ジャリモン→幼年期:ギギモン→成長期:ギルモン→成熟期:グラウモン→完全体:メガログラウモン→究極体:デュークモン→デュークモン・クリムゾンモード
『DIGITAL MONSTER X-evolution』でのデュークモン
『デジモンセイバーズ』でのデュークモン
イグドラシルの命令により、人間界を滅ぼしに来たロイヤルナイツの一員として登場。
大規模な破壊活動を展開するというデ・リーパー張りの凶行を行った。
その後、人間側に味方した同じロイヤルナイツのスレイプモンと激突し、スレイプモンの決死行によって氷漬けにされて海中深くに沈められる。
その後、終盤になって戦いの真相を理解したことでイグドラシルへの盲目的な忠義を捨て、人間界とデジタルワールドの両世界のために大門大たちに加勢する。