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時貞の編集履歴

2013-11-24 22:02:45 バージョン

時貞

ときさだ

時貞とは、聖闘士星矢Ωのキャラクター。

CV:速水奨

時計座の時貞

22話の回想で初登場。長い髪を後ろでくくっている細身の美形。一人称は「我」。

本編開始の数年前に栄斗の兄貴分である芳臣を忍者の里まで追ってきて殺害している。22話中では階級等は不明であったが、公式サイトで時計座の白銀聖闘士であったことが判明。

口元が覆われたデザインの鎧を纏っており、時計を背後に出現させ敵の「死ぬ時刻」を告げる。


22話は正直作画的にはやや残念回であったにも関わらず彼の登場シーンには総作画監督修正がバリバリ入っていたことから今後の重要キャラであるとの推察も多くされ、また28話予告では黄金聖闘士であるかのようなほのめかしがされていた。


水瓶座の時貞

時と永遠を司る黄金聖闘士を名乗る。何故か白銀聖闘士の時より髪をくくるリボンが長くなっており、後ろの毛束が某時間遡行者を彷彿とさせるような2又に別れている。


38話でメディアに宝瓶宮まで呼び出され、水瓶座の聖衣を着用するよう命令される。その際メディアが聖衣に呪いをかけ、彼自身の自我もそのとき押さえ込まれる措置がされており、口調がブツ切りになって瞳からも光が消えていた(芳臣の殺害時に白銀時代の彼を目撃したことのある栄斗もこの異変を察知していた)。

聖衣を渡される際にメディアに「この聖衣を着れば時を制する事もできる」との言葉で釣られ、本人も「時を手に入れられるなら」と了承している事から「時間」に対する執着が何か強くあるようである。メディアの呪いによる聖衣の上に掛かっているドクロのような黒いもやの発する声「聖衣の声(CV:掛川裕彦)」に従い動いていた。

そして宝瓶宮から出て光牙らと天秤宮の手前の階段で交戦。時間を操る方法で翻弄し、光牙を階段から地上へ叩き落とした(直後に彼が玄武に因って助けられた為無意味となったが……)。


39話予告で玄武と対戦。

時間を操り敵の動きを相対的に遅くする能力で一時は玄武を苦戦させるも、黄金聖衣を半ば強引に着用させられていた事や小宇宙を過剰に消耗してしまった事が祟って敗北した。

しかし最後の意地とばかりに強引に小宇宙を暴走させ、栄斗と龍峰を異空間に引きずり込み消えた。この決着は41話に持ち越され、「時間の果て」と呼ばれる異空間で、彼らと対峙することになる。

限界まで身体を酷使していたはずの時貞だったが、異空間の作用によって、その力は逆に強大化。「この空間で強化された力を使えば、あらゆる時空間を支配し、マルスやメディアをも超えることができる」と語り、自らの意志による戦闘を開始する。

こうした圧倒的な力をもって、栄斗達を追いつめるものの、セブンセンシズへの覚醒を果たした栄斗に敗北した。

なお、彼がここまで「時間を操る力」に執着した理由については、この段階では言葉を濁したまま終わっていた。栄斗に倒される瞬間にも、何故か芳臣に向かって語りかけているなど、謎の多い幕切れとなっている。


聖衣はマルス軍との戦闘が一段落した後アテナ軍側に回収されている。異次元からの聖衣回収は天秤座聖衣の武器が次元の壁を越えられる能力を持つこと、貴鬼のサイコキネシス能力や旧作のムウが次元の間からシャカ一輝を救出していることから黄金聖闘士なら十分可能であると思われる。

余談だが水瓶座の黄金聖衣にも天秤座同様オブジェ形態が存在した。また着用時の形状も旧作アニメと比較的近い。


デスウォッチの時貞

『Ω覚醒編』において、実は十二宮の戦いから生還していたことが判明。

2級刻闘士・デスウォッチの時貞として、刻闘士陣営に付いていた。更なる時の力を手に入れた、無敵・不死の存在として、「時の王」を自称している。


時間の果てで栄斗に敗れた後、“あのお方”と呼ばれる謎の存在から力をもらい、二級パラサイトとなり時間の概念を超越した能力を身に着けた。

時貞はこの件が「パラスとアテナの戦いの引き金になった」と語っており、恐らくは一輝の追っていた「黒幕」が、“あのお方”の正体ではないかと思われる。

元々時間の果てで力を得た時貞は、テンションがかなりハイになっていたが、栄斗に敗れた屈辱から、その人格は更に歪んでしまった。

そこに“あのお方”の力が加わったことによって慢心が重なり、格上のはずの一級パラサイトにも不遜な態度を取るなど、この回の脚本家の前例に漏れず、何かと強烈な悪党へと変貌している。

こうした態度をガリアは「人間らしい醜さだ」と面白がっていたが、アイガイオンは「進歩のない者はつまらない」と蔑んでいる。


第80話において、パラスの城に侵入した栄斗、エデンの3人を迎え撃つ。彼の待ち受けていた部屋には、その能力を象徴するように、多数の時計が浮かんでいた。

新技・クロノイモータルで自身の時間を停めることで、いかなる攻撃をも無力化し、3人の青銅聖闘士達を追い詰める。

しかし何故か昴の放った渾身の一撃だけは、この時間の壁を突破し、時貞にダメージを与えていた。時貞はこの時の昴の小宇宙に、“あのお方”の面影を感じて動揺。自分の想像を否定すように、昴を始末しようとした。


しかしその時、ここに至るまでの通路で、雑兵の相手を引き受けていた氷河が駆けつける。

ここで水瓶座の黄金聖衣に縁ある者同士・同時に原子を止める力を持つ者同士の、因縁浅からぬ戦いが幕を開けた(この時、彼は氷河の師匠をカミュと認識していた。クリスタル先生ェ…。)。

時貞の力はオーロラサンダーアタックをも一度遮り、その力を誇った時貞は、かつて自身が新・十二宮での戦いで纏っていた黄金聖衣を「この力には及ばない鉄くず」と吐き捨てた。

だがこれが氷河の怒りを買ってしまう結果へと繋がり、その慢心により停滞した精神を指して、「これまで対峙した敵の中で最も弱く容易い敵」と蔑まれる。

そのままカミュから受け継いだ最大奥義・オーロラエクスキューションにより攻撃を凌がれ、更にその状態から、同じくカミュの技であるフリージングコフィンを喰らい、氷の棺の中に閉じ込められてしまった。

こうして時貞は、不死身の肉体を持つのなら、絶対零度を超える凍気で未来永劫閉じ込めてしまえばいいという、強烈な皮肉を込めた敗北を味わうことになった。

氷河曰く、「勝てたのは聖闘士としてのキャリアの差」とのこと。一方この時、昴は「時間は人を強くする」と意味深な台詞と不敵な笑みを浮かべ、エデンらからますます警戒されている。


武器はデスウォッチと呼ばれるもので、杖状のものに大きな時計が付属している。

刻衣のデザインは水瓶座聖衣のアレンジになっているものの、一見すると元のデザインが分からないほどに悪魔的な形状へ変貌しており、やはり彼女を連想してしまう。


  • 時間拳

時間の流れを操作する闘法。作中では上述通り、相手の動きを遅くして迎撃するのに用いていた。

「時間の果て」においての戦闘ではその能力は更に増幅されており、時間の停止や逆行さえも可能にしている。

  • 時間逆行

逆時計回りに回転する事で身体の時間を遡らせ、体力を回復させる技。尤も小宇宙を回復させる事は出来ない為、乱発は自身の身体に多大な負担を掛ける。

  • クロノエクスキューション

両手を天高く掲げて放たれる赤黒い小宇宙(コスモ)の塊で、対象から時を奪い老化・消滅させる技。技の構えが、上述したオーロラエクスキューションのそれを彷彿とさせる。

  • クロノディバイド

パラサイトとなって以降の技。描写からは、パラサイトが標準的に備えている技・クロノディレイドに近いものであると推測できる。栄斗が即座に破ったため、詳細は不明。

  • クロノドミニオン

パラサイトとなって以降の技。本人曰く、「時間ごと敵を引き裂く」技。クロノエクスキューション同様、敵の時に干渉する技であると思われる。

  • クロノイモータル

パラサイトとなって以降の技。パラスベルダの刻の門の仕掛け同様、自らの時を止める防御技である。

自分の身体の原子の動きを止める=原子が分離しないようにすることによって、いかなる攻撃をも弾き返す、絶対防御を実現している。

単純に考えれば、防御中の使用者自身も身動きが取れなくなるはずだが、強化された時の力は、体の時間に更なる操作を施すことによって、そのデメリットを解消している。


関連タグ

聖闘士星矢Ω 白銀聖闘士 黄金聖闘士 時間超人 暁美ほむら パラサイト

栄斗 芳臣 キグナス氷河 水瓶座ショック


10.磨羯宮11.宝瓶宮12.双魚宮
イオニア時貞アモール

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