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水瓶座ショック

とにかくしべりあしていにあやまれ

聖闘士星矢Ω38話における水瓶座の理不尽極まりない扱いで視聴者に多大な衝撃を与えた事象である
目次 [非表示]

全国の水瓶座の皆様を慟哭させた展開

自然な流れで言えば水瓶座を継ぐのは先代の正統な弟子である氷河であることが予想された。

さらに氷河は21話で初登場した際クレジットが意味ありげな「謎の男」表記だったことで黄金としての再登場へより期待が高まっていたがその影もなく、水瓶座の黄金聖衣は敵の手に渡っていた。

満身創痍・五感喪失の紫龍さえ天秤座の聖衣を守っていたのに氷河は一体なにをしているのかという疑問も噴出している。


水瓶座聖衣は時計座の白銀聖闘士・時貞が直前にメディアに命令されて着用しているという、どうにも付け焼き刃感満載の様相であった。

時貞が黄金聖闘士になることは予想されていたが、栄斗の仇敵であることや「時間」という特殊能力から師弟や氷の闘気の水瓶座とはイメージが結び付き難かったため驚きをもって迎えられた。

自称も”時と永遠を司る水瓶座”とされ、氷の闘気をもつ水瓶座のイメージは完全に無くなっている(水瓶座が自宮を離れフライングして天秤宮に現れるという部分だけは原作と共通しているが)。


また水瓶座の黄金聖衣は「強い自我を持つ」とされ、黒い怨霊じみた髑髏のようなモヤ(しかも喋る)がかかった謎の呪いのアイテムと化し着用者を操っていた。

アクエリさまと黒カル吉くん

「聖衣が認めるまで聖衣の僕とならなければならない」らしいが、もちろん原作や派生でも水瓶座関連にそんな曰く付きのエピソードはない。

公式サイトの時貞の説明によるとあのドクロはメディアによるもので、小宇宙を燃やす程自我を失う曰くつきのものらしい(本編だと時貞自身が闇の力に頼らないと身が持たないと発言している)。


登場直後時貞は栄斗との因縁の対決……かと思いきや、天秤座の玄武と闘うことになり、結果は完膚なきまでの大惨敗。しかも玄武の方は重症で動けない紫龍の代わりという面があるにせよこちらの味方で実力もちゃんとみにつけていたので取り敢えず天秤座ファンが安堵できるものだったのに対し、時貞は私利私欲で聖衣を求めた上に黄金聖衣に頼りきりで実力が伴わず惨敗と小物ぶり全開で氷河ファン及びみずがめ座ファンを大いに凹ませた。

栄斗との決着は一歩遅れた40話まで持ち越しとなり、結果としてΩ黄金4人目の退場者となってしまった(尚、玄武との戦闘後(41話の時点)では聖衣の自我に従うことなく自らの意志で戦闘を行っている)。

しかしそうまでして時間を操ることにこだわった理由について語られることなく時貞は死亡してしまい、更には死の間際に芳臣の名前を呟くなどここに来て多くの謎がほのめかされることになった。

人気のある水瓶座が、まさかの蟹座とカースト下から二番目を争う事態になっている現状だが、どうやらまだまだひと波乱ありそうである。


『Ω覚醒編』

なんと十二宮の戦いから生還しており、第二シーズン『Ω覚醒編』において刻闘士陣営についた事が判明(というか4thOPでも一瞬だが刻衣《クロノテクター》を纏った時貞の姿が見られる)

パラス城の迷宮において、因縁の相手である栄斗、そして次代の水瓶座の資格を持つ氷河と対峙した。が、調子に乗ってみずがめ座の聖衣を鉄くずと貶めたところ氷河の逆鱗に触れ「最も弱く容易い敵」と罵られた挙句オーロラエクスキューション>フリージングコフィンのコンボで氷漬けにされて退場させられてしまった。

刻の神サターンから直接「時の狭間」にて、力を与えられ、栄斗への復讐を果たすために立ちはだかったのだが・・・なんと前述に記載した黄金聖闘士を志した理由は、一切語られずに終わった

時貞は自分が「戦いの発端となった」と発言しており、サターン降臨にも何らかの関与をしたような素振りを見せていたのだが、これもその後に一切触れられることはなく、謎だけを残して退場してしまう結果となった。当然みずがめ座ファンは時貞の努力せずに得た力で驕り高ぶり、嘗て手に入れ手放した力を貶すスタンスが許せるわけもなく、彼は黒歴史も同然の屑として扱われることになった。


ちなみに時貞役の速水奨氏は、旧作版星矢で海馬(シーホース)のバイアンを演じている。



・・・そしてさらに話が進みパラサイト四天王との戦いに突入するのだが、そのうちの一人のガリア(聖闘士星矢Ω)の刻衣のモチーフが蟹・魚・みずがめと明らかになり「あれ、これ明らかにハズレ枠では?」と予想する視聴者が出る。

案の定彼女は小物臭い言動をしたあげく光牙たちの波状攻撃で頼みの綱の聖剣を折られてペガサスローリングクラッシュで止めを刺されてしまった。


Legend of Sanctuary


原作のパラレルともいえるLegendofSanctuaryでもカミュは登場した。そして弟子の氷河とオーロラエクスキューションをぶつけ合ったのちに敗れている。

尺の都合で短縮されたとはいえおおむね原作通りではあったのだが、今回は今迄よくつるんでいた山羊座のシュラ


現代風にアレンジされてノリがよくなる

女性としてアレンジされたさそり座のミロと仲良く共闘

・瞬と一輝を続けて難なく

撃破。

・その後ムウやシャカから真相を告げられ星矢たちと和解し共闘し生存


と色々優遇されているのを見てへこむ者もいた。


しかし、今回はさらに扱いが酷いキャラ

もいたのだった…



黄金魂

星座カースト制度が時貞に下げられた中、黄金魂において、水瓶座の地位を築いたカミュの行動は視聴者に新たな衝撃を与えた。

かつて修行中の過失で友人スルトの妹の命を奪い、蘇った命を彼のために費やすと言う決意の元、神闘士エイクシュニルのスルトに協力し、神闘士サイドについていた。

実はスパイとして潜入している、妹の死はスルトの罠や冤罪など彼をフォローする予想も打ち立てられたが、本当に裏切ってかつての仲間を全力で迎え撃ち、結果としてミロ(親友)とシュラ(慟哭トリオだった戦友)の2人が倒れる要因となってしまう。

最後はスルトの闇の深さに彼を止める決意をしスルトを倒すものの、かつての仲間を倒しながらスルトの悪辣さから倒すなど一貫しない態度と犠牲が原因で他の黄金聖闘士の株が上がっている中唯一株を下げてしまった。

なお、一人称の違いによるキャラの違和感も上記の記述の理由に当てはまってしまったものと思われる。(一人称(原作・OVA)では「私」なのだが、登場直後からスルトへの想いを断ち切るまでは「俺」となっていた)

戦犯あるいは敵になるなら(聖闘士としてではなくカミュ一個人の都合なので)せめて聖衣を脱げ、と言う辛辣な評価すらある。(←おそらく蟹座のと同じく「聖衣に見放されていなくてはおかしい」ということなのであろう)

ただ、カミュは黄金12宮戦時(サガの乱)から自宮守護を二の次状態に氷河基準で動き回っていた経歴の持ち主でもあるので、彼らしいといえばそれまでである


その後・・・

いくつもの不遇にみずがめ座ファンが耐え忍んでいたのちにNDでついに前大戦のみずがめ座の黄金聖闘士水瓶座のミストリアが登場する。

彼は好戦的で疑り深い部分があるものの、瀕死のシジマの意見を聞き毒蛇から聖域の異変を察知するなど柔軟な部分があり、氷河とオーロラエクスキューションの打ち合いをした後彼のことを認めて自分の宮を通過することを許可する。

とりあえず話が分かり実力もあるということでファンたちは一時的に胸をなでおろすことになった。


星矢関連の陰に隠れて・・・

一方でニチアサで放送局を共にしたこともあったアニメであるプリキュアシリーズでも星座に関して若干アンバランスな現象が起きていた。

初代二チーム目に設定された後しばらくご無沙汰してたが、8チーム目でで一時的に復活し10チーム目で本格的に恒例化した項目に『プリキュアのプロフィールに誕生日が設定される』というものがある。が、そのメンバーの誕生日の割り振りに大きな差があり”プリキュアの誕生日が多い星座と少ないを通り越して全くいない星座がある”という現象が発生していたのである。


そして、2020年うお座生まれのメンバーが、2021年に牡牛座生まれのメンバーが出現したため、今現在星座の中でメンバーに該当者がいないのが水瓶座だけになってしまったのである

2年前まで該当メンバーがいなかった魚座と牡牛座も星座カーストで弄られやすい部類ではあるが、更に弄られやすい蟹座はというと2021年現在で4名と少数派とは言えないほどメンバーがおり、しかも主人公に次いでメインで扱われるストーリーが多いと意外に恵まれたポジションだったりする。


ちなみに誕生日に該当メンバーが出現した順番はというと・・・


天秤座&牡羊座(初代)>乙女座(初代追加)>獅子座&蠍座(2チーム目)>双子座(8チーム目)>蟹座(10チーム目)>射手座(10チーム目追加)>山羊座(12チーム目)>魚座(15チーム目)>牡牛座(16チーム目)


である。


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聖闘士星矢Ω 水瓶座 黄金聖闘士 星座カースト制度

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