〈アテル・ラナ〉の大精霊アピス
おしゃべりだいせいれい
グラビティホライゾンから始まった「ホライゾンシリーズ」に登場する精霊。
「ラデルテの泉」より生まれた地・水・火・風を司る大精霊で、動物のような兜を装備した姿をしている。
クライシスホライゾン開催時にプレイアブル化して登場。覚醒後の名前は「お喋り大精霊 アピス・アブズ」
グラビティホライゾンとそれ以降のストーリーで大幅に人物像が異なる。
グラビティホライゾン
「フィエゴ」率いる「神獣討伐軍」のメンバーであるラデルテの巫女「レヴ」に無言で付き従うため、レヴからは「沈黙がエグい!!」とその無言っぷりを注意されている。
フィエゴが拾った男とあわせて「無言ーズ」と称された。
エヌマ側との戦争でも猛威を奮ったが、恐るべき本性を顕したフィエゴにより自身の大半を捕食され、存在の維持が困難になったためにラデルテの泉にて永い休息をとることになった。
ラナウェイホライゾン
「介入組織アテル・ラナ」のトップとして、兜を脱いだ筋骨隆々の男性の姿で再登場。
ユベルの子孫クロカとニエルの子孫シローを初め多くの弟子を育て上げてきた。
レヴの言葉を気にしていたのか、無言だった過去とはうってかわって積極的に喋り倒して漫才のようなやり取りをする人物という別人のような姿を見せた。
積極的にボケ倒すその様にクロカとシローに度々ツッコミを入れられている。
エクステンドホライゾン
元弟子の「サニオ」が突如としてアテル・ラナに宣戦布告をし、各地で姿を現すようになりその対策に乗り出す。
セレナ達がサニオの分身と交戦している頃、クロカ達と共に「エヌマ」の間とされる場所でサニオ、そしてレヴとそっくりな顔に作り替えられた元弟子「イズネ」と再開するのであった。
クライシスホライゾン
レヴの顔をしたイズネから「喋るな、黙れ」と宣告され、あまりのショックでフリーズしてしまったところでサニオが仕向けた魔物の襲撃を受ける。
この魔物を食い止めるため、クロカとシローの育ての親である「ピラウ」と「ペルマナ」が犠牲になり、クロカにその事を責められる。
本拠地である「ドミティア島」に避難した後は、サニオから離反したイズネを寛大な態度で迎え入れるが、その後クロカとシローが「再誕の力」をかけて殺し合いをすることになってしまう。
オリジナルホライゾン
クロカとシローのうちプレイヤーが選択した方の味方として寄り添うこととなるが、
クロカの味方になった時は、弱点であるジュダの攻撃で致命傷を受けて消滅、
シローの味方になった時は、魔王と化したシローを止めるためにイズネと共に立ち塞がるが殺害される。
赤髪の冒険家により全ての真実が明らかになったあとは、
裏切り者の「ル=グイン」を追い「偽宮ノスタルジア」に突入。
ル=グインと共に待ち構えていたサニオのイズネ同様レヴの姿を与えた者をけしかけるという不謹慎極まりない行動に激怒。レヴの姿をした何かを倒すが…
その後、その場にあったレヴのソウルがイズネに憑依。
2人は最初で最後の会話を交わし、アピスはレヴの本当の最期を見届けるのであった。