概要
グラビティホライゾンから続くホライゾンシリーズの完結編。あの男による白猫世界の崩壊同様シリーズ物の終着点にしてメインストーリーとも大きく関わる内容となっている。
あらすじ
介入組織アテル・ラナを裏切った男サニオにより育ての親を殺害されたクロカとシローは先祖から受け継いだ「再誕の力」により世界を作り替えることを決意するが…
クロカ編
力を巡る戦いにクロカは勝利したもののシローが再誕の力を強奪。「弱者は愚直に守らなくてはならない」というシローはあろうことかサニオを味方につけアテル・ラナを裏切りクロカに宣戦布告を行う。クロカはシローから力を奪還するために冒険家達と魔物達を蹴散らすがサニオ達の卑劣な罠にかかり次々と仲間を失う。
シロー編
力を巡る戦いにシローは勝利したもののクロカが再誕の力を強奪「人間も自然の掟に従わなくてはならない」というクロカはアテル・ラナの頭領となり冒険家達を率いるがシローは元アテル・ラナの要人や仇のはずのサニオを率いアテル・ラナ壊滅に動き出す。しかし冒険家達に対抗するためにサニオに頼ったシローは戦闘手段だけでなく心も邪悪なものとなってしまう。
アイリス編
サニオの刺客の魔物タナトスにより見知らぬ島に突き落とされたアイリスはその島に主人公(闇の王子)もそこに捕らえられていると知り彼を助けるために島で行動を起こすが…HELLクエストが可愛く見えるほど本シナリオ最難関の理不尽極まりない難易度となっている。
登場人物
アテル=ラナ
ユベルの子孫。動物が大好きで野性的。本人達曰くシローよりも強い。
ニエルの子孫。クロカと余り変わらなかった12歳の頃から急変してクロカよりも頭を使うことが得意になった。
アテル・ラナの大精霊。一言も喋らなかった時とはうってかわって喋り倒すようになっており、おちゃらけながらも弟子達を優しく育てる良き師匠。
イズネ
病弱故にサニオを頼ったアピスの元弟子。不治の病はサニオにより完治したがその顔はアピスのご主人であるレヴとそっくりになってしまった。
ル=グイン
未来樹の化身である預言者。クロカとシローが再誕の力を求めるように促したり、それに関することを闇の王子にさせるためにどこかに突き落としたり等彼個人の思惑があるようだが?
飛行島
ル=グインによりどこかに突き落とされ行方不明に。その間に起こったクロカとシローの悲劇を何度も見続けた彼がとった行動は…
消えた闇の王子を探す光の王。闇の王子がいる島にて彼を助けようとするが尋常ならざる苦痛を(プレイヤーが)伴う方法でしか闇の王子は救えず…
ティナ
子供達を誘拐する邪悪なエルフとの決着をつけに来た少女。父方の先祖が神獣討伐軍のメンバーのオルエンと発覚した。
ジュダ
帝国の大佐にして、神獣エヌマと「世界の我儘」とされるドラゴンの遺伝子から生み出された獣。自身を生み出したものとの因縁に決着を付けるために個人で参加。
その他冒険家
アテル・ラナに飛行島ゆかりの冒険家が多数集結。クロカと共に戦争に参加する。
敵
サニオ
かつてアピスの弟子だったが裏切った禁術使い。終末論のような思想を騙り子供達を使い捨ての魔物に改造する外道。アピスをして「基礎を理解しただけで禁術をも使いこなせるようになる天才」と言わしめたその力と卑劣な策がクロカ達を苦しめる
子供達を攫いサニオに提供したり売り捌いたりしている邪悪なエルフ。ティナの母親にしたようにティナやジュダを凶暴化させてアテル=ラナを壊滅に追い込もうとする。
ここから先ネタバレ注意!
決着編
帰還した赤髪の冒険家により再誕した世界を乗っ取るというル=グインの企みが阻止されル=グインは突如天空に現れた偽宮ノスタルジアに逃亡。そこでル=グインとサニオとしてクロカ、シロー、アピスを拐かし続けてきた真の敵が姿を現す
真の敵
ホライゾンシリーズの何もかもを仕込んだ元凶にしてル=グインとサニオの正体。詳細は個別記事で
関連タグ
ゼロ・クロニクル⇒関わりがあるシナリオ
ワールドエンド⇒共通項が非常に多いシナリオ