CV:長谷美希、小橋里美、千本木彩花(アニメでのクレジット表記は『クラスメイト』)
概要
リンネ・ベルリネッタがかつて通っていた私立ロズベルグ学園時代のクラスメイト。
グループのリーダー格と思われるリボンをつけたストロベリーブラウンのショートボブの少女、眼鏡をかけた黒髪ショートカットの少女、茶髪ロングの少女の3人組。各人の腕力はリンネの足下にも及ばない。
3人のうちの1人の名前はサラだが、本編では1人しか名前が明かされていないため、誰が誰かまでは不明。
転校早々にクラスで注目を浴び、体力測定で抜群の好成績を出したリンネが自分たちの所属する運動クラブの勧誘を断ったことを逆恨みし、リンネをクラブに加入させることを目的として、陰湿かつ暴力的ないじめを行う。リンネを心身ともに追い詰め、彼女が養祖父の最期を看取ることができない原因となった。
養祖父が亡くなった後日、3人の前に現れたリンネは、
- ショートボブの少女の右手首を掴み、ひじ打ちで右腕をへし折る。
- 黒髪眼鏡っ娘の頭を掴み、靴箱が凹むほど顔面を叩き付ける。
- 茶髪ロングヘアの少女の顔面に蹴りを入れ、靴箱に叩き込む。
- ショートボブの少女の頭を踏みつけ止めを刺す。
…といった激しい鉄拳制裁を行い、3人は因果応報の報いを受ける羽目となる。
その事件が「いじめの被害者による暴力事件」として世間で公となった後、病院送りになった3人には幸か不幸か後遺症は残らず、リンネの両親の奔走で示談とリンネの転校で事態は収まることになった。
しかし示談成立に納得のいかないサラの兄は、「自分も他の2人も何も悪いことはしていない、友達同士の軽口にリンネが切れた」という、いじめの事実を否認する妹の口車を鵜呑みにして不良仲間と共にリンネを拉致し、自分たちが根城としている無人のゲームセンターにて報復を仕掛ける。だが、街中での誘拐の現場に偶然居合わせたジル・ストーラが駆け付け、兄が語った妹の口車を聞いたリンネはサラたち3人がまるで反省していないことを理解し激昂。サラの兄はリンネに一蹴され、仲間もろともジルによって倒された。
この一件以来、リンネは「誰にも見下されず、大切なものを守れる強さ」を渇望するようになり、他人に心を閉ざすようになってしまった。
しかし、リンネが起こした報復事件でリンネに対するいじめの事実が世間で公になった彼女たち3人、並びに逆恨みによる拉致事件を起こしたサラの兄のその後に関しては、作中において一切明らかにされていない(また、示談とリンネの転校で事を済ませようとしていた3人組の両親は本編未登場のため、その人間性は不明のままである)。