このオレさまが食ってやろう
解説
CV:塩屋浩三(『CDシアター ドラゴンクエストⅤ』)
『ドラゴンクエストⅤ』で子ども時代に最初に戦うボスモンスター。レヌール城を占拠し配下と共にレヌール城の住人だった幽霊たちを苦しめた。
リメイク以降は『ドラゴンクエストⅣ』でも通常ボスにBGMがあるが、スーパーファミコン時代の『ドラゴンクエスト』シリーズにおいては「初めての通常ボスで、専用曲が使われたボス」である。
作中の活躍
レヌール城の玉座で待ち構えており、最初は乗り込んできた主人公とビアンカを言葉巧みに騙して下の階に落とし部下のゴースト達の餌にしようとした。
だが失敗して主人公達が再び玉座の間に現れると逃亡を図るもベランダまで追い詰められてやむを得ず自ら戦うことになる。
戦闘後は見逃してくれるように主人公達に懇願し、「はい」を選ぶまで先に進まない。見逃したあとは「へっへっへ、ありがたい。あんた、立派な大人になるぜ…」と感謝しながら城を後にした。また、リメイク版以降は自分達が魔界のはみ出し者で、ただ楽しく暮らせる場所が欲しかっただけだと語る。勘違いされがちだがレヌール城の人間達を皆殺しにしたのは彼らではなく光の教団のモンスター達なので彼の所業はいわゆる火事場泥棒、死者への冒涜的なものに過ぎない。
戦闘
まほうつかい系の姿をしている。スーパーファミコン版では単にまほうつかいの色違いでしかなかったが、PlayStation2以降のリメイクや外伝作品では差別化のためか豪華な装飾が付けられた。
「メラ」「ギラ」「ルカニ」等の呪文を扱う。最初に戦うボスだけあって普通に進めていればそこまで苦戦する敵ではない。