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かがやき荘西荻探偵局

かがやきそうにしおぎたんていきょく

『かがやき荘西荻探偵局』は東川篤哉による推理小説のシリーズである。
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概要

東京都杉並区荻窪を舞台とした推理小説のシリーズであり、かがやき荘でシェアハウスするアラサー女子3人が大家である富豪からの依頼を滞納した家賃を相殺して貰う事を引き換えに解決するという物語である。謎解きはディナーのあとでで有名な東川篤哉氏による作品である。


2016年に発売された時はかがやき荘アラサー探偵局という題名でヤスダスズヒト氏が表紙を担当していたが、2019年に発売された文庫版からかがやき荘西荻探偵局に改題されている。


登場人物

小野寺葵

主人公の1人。31歳。眼鏡を掛けた長身痩躯の女性(外見は美人の部類に入るらしい)。ミステリマニアの推理オタクで三人組の中でリーダーである。最近まで輸入品を扱う商事会社で経理事務をしていたが、現在は解雇されてアルバイト生活をしている。アルバイトをしても酒代を始めとした遊興費に消えてしまうので家賃は滞納しがちである。

占部美緒

主人公の1人。30歳。ショートヘアにした茶髪の女性。語尾に「~ちゃ」と付けるのが多い。最近まで家電量販店に勤務していたが、現在は解雇されてアルバイト生活を送っている。三人の中で最も目立たない。乱暴な運転と性格から元ヤンっぽい。

関礼菜

主人公の1人。29歳。腐女子のコスプレマニアで常に女子高生の格好をしている。最近まで西東京銀行荻窪支店に勤務するОLだったが、趣味を優先し過ぎた末に解雇されている。現在は他の二人同様にアルバイト生活を送っている。不幸体質で彼女が遭遇したトラブルを解決する事もある。

法界院法子

JR中央線界隈で絶大な権勢を誇る法界院財閥の会長である女傑。49歳(本人曰く46歳)。かがやき荘の大家であり、滞納した家賃の代わりに様々な事件の解決を三人組に依頼している。三人を信用しているのか彼女らの活躍を楽しんでいるのか知らないが、家賃を積極的に催促せずに滞納するまで待っている。

成瀬啓介

法子の秘書(の中で一番の下っ端)。29歳。食品会社の跡取りだったが、会社が他人に渡った事で無職となり、法子を頼った末に彼女の秘書となった冴えない男である。法子⇒三人組への連絡係であり、それ以外は特に目立った活躍はしない(たまに三人の運転手をするくらい)。法子とは20年来の付き合い。


関連タグ

ミステリ 杉並区 荻窪

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