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概要編集

川崎市を舞台とした推理小説のシリーズであり、『謎解きはディナーのあとで』で有名な東川篤哉氏の作品でもある。大人顔負けの推理力を持つ探偵少女『綾羅木有紗』が便利屋をしている冴えない三十路男橘良太』と共に川崎市で起こる事件を解決していくという物語である。全三巻。漫画版とドラマ版も存在している。

作品編集

  • 溝ノ口より愛をこめて
  • 今回は泣かずにやってます
  • さらば南武線

主な登場人物編集

演者は2017年に放映されたドラマ版の物である。

綾羅木有紗編集

演:本田望結

本作の主人公。全国的に有名な名探偵綾羅木孝三郎』と世界的に有名な名探偵『綾羅木慶子』を両親に持つ少女。私立衿糸小学校に通う4年生。10歳。年齢よりもやや小柄で2歳は下に見られる事が多い。溝ノ口の豪邸に住んでいる。父親の前では猫を被っているが、利発で勝気な性格であり、大人顔負けの推理力を持っている。良太を助手として事件に関わる。飛び蹴りが得意。

橘良太編集

演:田中圭

本作の語り部。便利屋「なんでも屋タチバナ」を営む男性。31歳。武蔵新城駅から歩いて10分の木造アパートに住んでいる。最近まで都内のスーパーに勤務していたが、オイルサーディンを誤発注した事で解雇。地元の川崎市に戻って来た。孝三郎に有紗の子守りを任されるという形で事件に関わる。有紗からは「良太」と呼び捨てにされており、悪友の様に付き合っている(おじさん呼ばわりされるよりはマシらしい)。

綾羅木孝三郎編集

演:岩城滉一

有紗の父親。全国的に有名な名探偵であり、自分の留守中の娘の世話を良太に依頼する事が多い。50代の恰幅の良い体型をした男性だが、ドラマ版ではスマートな体型をしている。

綾羅木慶子編集

有紗の母親。世界的に有名な名探偵であり、世界中を飛び回っているので作中に登場していない。だが、知名度は高く長嶺を始めとした警察関係者と近隣の富裕層の住民には名前が知れ渡っている。

長谷川編集

綾羅木家のメイド。ほっそりとした体型の中年女性であり、口数が少なく威圧感がある。

長嶺勇作編集

神奈川県警・溝ノ口署の刑事。良太の高校時代からの友人。インテリ風のクールな眼鏡男子だが、子供には優しい。有紗への態度から良太に妙な疑惑を抱かれている。


関連タグ編集

ミステリ 川崎市

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