まったくもって概要ってヤツは、大馬鹿もいい所だぞ!
メガトロンの口癖ではあるが、厳密には「愚か者」と相手を罵ることが多いだけで、実際はこのフレーズ通りに使われることは少ない。
主に愚か者呼ばわりされるのはスタースクリームだが、コンボイなどのサイバトロン戦士にも向けられる。
ちなみにパイロット版となる1話～3話だけでも「愚か者」という罵倒をメガトロンは幾度となく行っている。
ファンの間ではメガトロンの名前をかけて「この愚か者メガ!」(或いは、「この愚か者ME☆GA」とも)とダジャレのように使われることもある。また、この台詞は印象的だったのか、実写映画版第一作でもメガトロンがオプティマスに対して「愚か者めが」と言い放っている。
ちなみに、初代メガトロンの吹き替えを担当した加藤精三が、トランスフォーマー絡み（かろうじてだが）でこの台詞を発したのは『パンティ&ストッキングwithガーターベルト』の第12話に登場したメストロン役が最後となった。というかちゃんとここまで再現したパンストスタッフに脱帽である。
どいつもこいつも有名なフレーズばっかりだ！
- お前って奴はどこまで愚か者なんだ
本編における初「愚か者」台詞。エネルギーを少し手に入れただけで勝ち誇るスタースクリームに向かって。しかし当のスタースクリームは苦い顔をしたり辺りを見渡したりと、明らかにお説教を聞いていない。
- スタースクリーム!何をやっておるこの愚か者が!
第2話「ルビークリスタルの秘密」中盤。テストと称して無断でエネルゴンキューブのテストをするスタースクリームに向けて。かなり有名フレーズに近い台詞を使っている。
- 者共聞けぃ、愚か者のスタースクリームのおかげで二度手間となったが…
公然と晒し首とされるスタースクリーム。さしもの彼も「人前で馬鹿呼ばわりはやめていただきたい!」と精一杯強がっている。
- ジャガーをわざと逃してワシを騙そうなど、甘いぞコンボイ。愚か者めが!
コンボイの「いい考え」を見破った際の勝ち誇った台詞。ある意味互いの名言が交わったシーンとも言える。
- フフフ、まだ懲りぬと見えるな、この愚か者めが!
タグの通りの台詞を放ったのは第3話「地球脱出！」のラストが初。3話までは1セットのような作品であるが、それだけで「愚か者」と発した回数はかなり多い。
- この愚か者めがぁ！
メガトロン「スタースクリーム、宇宙旅行の旅はどうだった、楽しかったか？」
愚か者「メ…メガトロン様…わ…私はその…てっきり…貴方が…その…あ…あの…つまり…」
メガトロン「この愚か者めがぁ！」
9話「地球消滅計画」終盤。スタースクリームの策略で地球が(メガトロン含む他のデストロン共々)消滅させられる危機に陥った際、メガトロンが地球(と言うよりかは自分達か)を守るため一時コンボイと手を組みトランスフォームし、スタースクリームが策に使ったエクスポーネンシャルジェネレーター(ドクター・アーカビルが作成した無限のパワーを生み出す機械でありちょっとでもエネルギーに乱れが生じると地球や生物が全て消滅するという危険な代物。しかもスタースクリームの改造で出力が極限にまで上がっており、臨界点に達すると地球諸共エネルギーの大爆発を起こすようになっていた。)をコンボイに銃口に装填させ地球外へと発射することで消滅を回避。しかも時間になっても爆発しないことを不審に思ったスタースクリームがセイバートロン星から地球に戻って来た時に丁度飛んできたジェネレーターの爆発に巻き込まれ撃墜。墜落してきた愚か者に上記の台詞を発した。出し抜いた挙句あわや自分が消滅する危険にまで陥らせたスタースクリームへ今まで以上に怒りが爆発していたのかこの「愚か者」台詞は他とは違い明確に怒鳴っている。※
※この最後の一喝は原語版では無言。
- この愚か者が！何もかも吹き飛んでしまうぞ！
13話「リジェの裏切り」にて、スタースクリームが自身の慢心から安全チェックもせずにエレクトロ・セルを起動させてしまった際に発言。その後大事には至らなかったものの装置が小爆発を起こしてしまう。詳しい概要は「まったくこのスタースクリームめ!」を参照。
前述の2話でテストしてメガトロンに怒られたのを根に持っていたのだろうか…。
- 愚か者が！ワシに怖いものなどあると思うのか!
屈指のカオス回の39話「トリプルチェンジャーの反乱」で発した台詞。スタースクリームがメガトロンを罠にはめるために用意した巨大なパイプの中で「応援を呼ばなくていいのか」とメガトロンが言うのに対しスタースクリームがそれを否定し「メガトロン様が怖がっているなら話は別ですがね(笑)」煽った為に飛び出した台詞。その後トリプルチェンジャー2人の策略でスタースクリーム共々しばらく氷漬けになる羽目になり、解放された際にスタースクリームに発した「全くもって貴様って奴は！大馬鹿もいいとこだぞ!」も愚か者とは別だが意味的にはほぼ同じ。なおその後裏切ったブリッツウィングやアストロトレインに「この愚か者共が！デストロンのリーダーはこのワシなのだ！」と言い、その後戦いが終わった後に「立てい！この愚か者共が！」と言っておりこの回は類似発言含め愚か者発言が多い。
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