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概要編集

第8部「ジョジョリオン」冒頭にて綴られた、同部のテーマとなる台詞。以下全文。


これは「呪い」を解く物語──

その始まり──

「呪い」とは

ある人に言わせると 自分の知らない遠い先祖の犯した罪から続く「穢れ」と説明する

あるいは────

坂上田村麻呂が行った蝦夷征伐から続いている「恨み」と説明する者もいる

また 違う解釈だと

人類が誕生し物事の「白」「黒」をはっきり区別した時にその間に生まれる「摩擦」と説明する者もいる

だが とにかくいずれのことだが「呪い」は解かなくてはならない

「さもなくば「呪い」に負けてしまうか…


「先祖の罪からの穢れ」は、作者自身がが最も恐ろしいとする事柄であり、『ジョジョの奇妙な冒険』という物語の根幹である。

第8部連載開始直前の2011年3月11日に発生した東日本大地震が、その震災によって錯綜した「恐怖」が、同部に強く組み込まれている。

東方家ジョースター家(吉良家)には、代代「呪い」「病」が纏わりついている。


「ジョジョリオン」という語は、「ジョジョ」にラテン語で福音を意味する「エウアンゲリオン」を組み合わせた造語だと作者が語っている。

第8部は、随所に散りばめられた避けられない理「呪い」を解き救う、「祝福」の物語となっている。


関連項目編集

ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョリオン

東方定助 広瀬康穂

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