概要
アメリカのICOM Simulations社が開発(日本ではケムコがファミリーコンピュータ用ソフトとして発売)したアドベンチャーゲーム『シャドウゲイト』の主人公。
「しんのゆうしゃ」というのは自称(&通称)であり、本名は不明。
(N64版ソフト『シャドウゲイト64』において「勇者ジェイル」という人物の伝説があるが、それが彼の事なのかは不明)2014年にsteamで発表されたリブート版である『SHADOW GATE(2014)』においてフルネームはウェイストランドの「ジェイル・カサガー(Jair Cuthegar)」卿であると発表されている。
『シャドウゲイト』のページにも書いてあるが、とにかく彼は本当によく死ぬ。
洋ゲー特有の自由度の高さゆえか、常識的にどう考えても死ぬような行為でも、わざわざそれを実行して見せた上で予想通り死亡してしまうのが原因のひとつ。
しかし、プレイヤーでさえも予想できない様な行動で死ぬ事も結構ある。
また、彼の意志に反して死の選択を突きつけたプレイヤーに対して「どうして こんなことを させるんだ!!」と恨み言を吐いたり、スフィンクスを前にして「ひいっ でっ でた!!」などと狼狽えるシーンもある。
上記の通り「しんのゆうしゃ」というのはあくまで自称ではあるが、幾多の困難(というか死亡)を乗り越えて魔王ワーロックを打ち倒し、シャドウゲイト城から脱出した時には「しんのゆうしゃ」と呼ばれるにふさわしい存在になっているであろう。
多分、きっと、おそらく……
リブート版のエンディングでは「Lord jair of Westland!」とナレーションでも称されている為正真正銘ウェイストランドを治める王として讃えられている。
なお、原典である海外版では主人公はあくまでプレイヤーの分身であり
「あなたこそ真の勇者」というナレーションによる鼓舞に過ぎない。