概要
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士
二振りを出陣させると発生する回想や、手合わせの特殊台詞が存在する。
タグに関する注意点
ながむつタグ及び長陸奥タグは、別のゲームの百合カップリングと混同されてしまう為、なるべく「そねむつ」タグに統一するのが望ましい。
関係性
ゲーム
長曽祢と陸奥守を部隊に入れて、「維新の記憶・鳥羽」に出陣すると回想『近藤VS竜馬』を見ることが出来る。
また2015年4月21日のアップデートによって、この二人を内番の「手合せ」に入れると特殊会話が発生するようになった。
長曽祢は公式でも紹介があったように、伸びやかな性格であり、他の新撰組の刀たちの前では長の刀らしく、注意を促したり、気遣ったりする様子を見せている。手合わせでも、彼らと切磋琢磨している様子がうかがえる。また、蜂須賀からは「贋作」として厳しい態度をとられているが、手合わせの台詞を見るに長曽祢本人は蜂須賀のことを嫌っていないようである。
しかしながら、長曽祢と陸奥守の回想では、普段とは全く違う姿が見られる。
陸奥守も同様で、豪快かつ剛直な性格で戦場以外では明るく振る舞い、加州清光や大和守安定らとは和気藹々と手合わせしているが、長曽祢との回想及び手合わせでは態度が一変している。
この二振りの手合わせは回想を踏まえたものである可能性があり、先に二振りの回想を見ることをお勧めする。
アニメ「刀剣乱舞 -花丸-」
一期
陸奥守は、大和守安定が顕現する前から本丸にいる先輩刀剣男士であり、1話から登場する。新撰組の事を悪く思っている節は無く、加州清光とも自然に接し、大和守に龍馬の心意気を説いた。
長曽祢は10話ラストで顕現され、本丸の仲間として加わった。11話では道場で素振りをする長曽祢に陸奥守が喧嘩を吹っ掛け、元の主自慢に突入。二人で鳥羽へ出陣していないようで、なぜ陸奥守が長曽祢に対して初めから対立するような態度をとったのか謎である。
その後、大和守、加州、和泉守兼定、堀川国広と共に6振りで池田屋に出陣。本丸では何かと反りが合わなかった二振りだったが、息の合った連携で遡行軍や検非違使を薙ぎ払った。
二期「続 刀剣乱舞 -花丸-」
4話、小烏丸の歓迎会のため、発起人の陸奥守が梯子乗りを披露。その梯子を支えていたのが長曽祢と和泉守であったため、1期よりも二振りの仲は改善されたようである。
史実(元主の因縁)
長曽祢虎徹の元主、近藤勇は江戸時代末期の武士にして新選組局長。天然理心流、豪傑の剣の使い手であったと言われている。新撰組は多くの尊王攘夷派や討幕派を捕縛しており、近藤自身も大政奉還を批判していたという。
慶応2年12月18日、近藤は伏見の陣から二条城へと出向き、薩長・尊王派を除こうと上京する。しかし、御陵衛士残党により銃撃に遭い肩を負傷し、療養を余儀なくされた。
翌年、鳥羽伏見の戦いで旧幕府軍は敗北。新選組は流山にて再起を図るが、新政府軍に包囲され、近藤は捕縛(資料によっては出頭)される。
そして、明治元年4月25日(1868年5月17日)、板橋にて斬首された。近藤の処遇を巡り対立が生じたが、新撰組が坂本龍馬・中岡慎太郎暗殺の実行犯であると強く主張する土佐藩によって、その処遇が決定された。
陸奥守吉行の元主、坂本龍馬は江戸時代末期の志士である。
新国家を構想し、薩長同盟の斡旋や、幕府から朝廷へ政治主権を返上させる大政奉還の成立に尽力し、倒幕及び明治維新に影響を与えた。また、「北辰一刀流長刀兵法目録」を授けられており、優れた剣術家であった。
大政奉還成立の1カ月後の慶応3年、京都の近江屋で中岡慎太郎と共に暗殺された。暗殺時、とっさに床の間に置いていた陸奥守吉行で相手の刃を受けたが、そのまま押し切られたとされている。
現在、近藤勇と坂本龍馬が会遇したという史料は存在しない。しかし、新撰組の前身である浪士組の結成にあたり、幕府は江戸の剣術道場などで名を挙げていた志士たちをリストアップしていた。その中に坂本龍馬の名前が挙がっており、ひとつ間違えば二人は同志として浪士組にあったのかもしれない。
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