私の計り知れない憎悪を込めて、あなたにプレゼントを贈ります。
(From my infinite hatred, I give you this gift.)
概要
そりのルドル・タ(Rudolta of the Sleigh)とは、ルドルフ、サンタ、そりの三つの部分で構成されたのアブノーマリティ(幻想体)である。
分類はF-02-49、危険度はHE。
ルドルフは長い首、丸く膨らんだ目、黒い蹄、彼の足を繋ぐ銀の足かせを付けた、角のないトナカイ。その体は赤、白、緑の素材を乱雑に縫い合わせて作られており、首には赤、緑、黄のクリスマスの電飾でできた、二つの首輪をつけている。ルドルフは血まみれで、膨らんだ目は荒々しくその顔に縫い付けられており、白いひげと丸い鼻を持ち、唇はなく、歯はむき出し。エンサイクロペディアの記載によれば、それはしばしば胃に穴をあけている。
サンタは、まだ機能していると考えられる、血液や人間の臓器の透き通った袋の中にある、ルドルフの背中の赤い像。それは腸でできたクリスマスハットをかぶっている。
そりはルドルフの首に提げられた電飾に繋げられている。それは茶色く、さらにたくさんの刺繍で縫い合わせられている。それは白いランナーを二つ、そりの前側に乗せられた二本の緑色の腕を持っている。このそりには、ゲーム内のスプライトで動く黄色いリボンで結ばれた黒い荷物が載せられている。
管理方法
作業情報
属性 | ダメージ | E-Boxes | 悪い | 普通 | 良い |
---|---|---|---|---|---|
WHITE | 3-4 | 33 | 0-5 | 6-11 | 12-18 |
職員ランク | 本能 | 洞察 | 愛着 | 抑圧 |
---|---|---|---|---|
1 | 低い | 普通 | 普通 | 最低 |
2 | 普通 | 高い | 普通 | 最低 |
3 | 普通 | 高い | 普通 | 最低 |
4 | 低い | 普通 | 普通 | 最低 |
5 | 最低 | 普通 | 普通 | 最低 |
クリフォトカウンター:2
特殊能力
1.カウンターは以下の条件で1つ減少。
- 作業結果が普通を出す
- 作業結果悪いを出す
脱走時
HP | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|
450 | 弱点(1.5) | 耐性(0.5) | 普通(1.0) | 脆弱(2.0) |
脱走中のルドル・タは、ゆっくりと収容部門内を徘徊し始め、メインルームに向かう。
移動するたびに雪を滑った痕跡を残す。
ルドル・タは同じ部屋内の職員に、5~7ポイントのWHITEダメージを3秒毎に与える。
E.G.O
武器
名称 | ランク | 属性 | ダメージ | 攻撃速度 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
クリスマス | HE | WHITE | 11-13 | 普通 | 近距離 |
特殊能力:なし
防具
名称 | ランク | RED | WHITE | BLACK | PALE |
---|---|---|---|---|---|
クリスマス | HE | 耐性(0.8) | 耐性(0.6) | 弱点(1.3) | 弱点(1.5) |
特殊能力:なし
ギフト
名称:クリスマス
部位:頭部1
効果:体力-4 精神力+8
ストーリー
擦り切れたカードがそれに添付されていた……
『メリークリスマス!
サンタクロースが、よいこに贈り物を届けるため、夜空を駆けるよ。
真っ赤な鼻のルドルフが、プレゼントでいっぱいのそりを引きながら、
その赤い鼻で暗い夜を照らすんだ。
世界中、幸せなこどもはみんな、プレゼントを貰えるんだ!』
遠目には、そりに乗ったサンタクロースのように見える。
しかしながら、近づいて見ると、あなたはこのアブノーマリティが、ちっともおとぎ話の中の幸せな老人のようには見えないことを実感する。
そのおとぎ話のような愉快なものとは違い、そりがルドルフとサンタを引っ張っている。
我々はこのアブノーマリティを以下の三つの部品に分類した。
【ルドルフ】
緑、赤、白のたてがみを持つ、トナカイや馬に似た生物。
筋肉の動きは見られないが、多数の職員がその目が動いた、あるいは目が合ったと報告した。
胃には30㎝の穴が見つかった。武装した職員がこの穴を観察したが、何も見つからなかった。
【サンタ】
ルドルフに乗った、未知の透き通った器官。
これは人間の臓器と見られる有機物で満たされている。
これらの臓器は機能していることが確認されている。
【そり】
子供用の大きさのそり。ボードは生き物の肌に似ている。ボードの下に白い色のランナーがある。
堅い緑色の手は、それが装飾であったかのように、ボードの前部に置かれている。
袋の内容は不明だが、丁寧に包装されていることが確認できた。
多くの職員が袋を開こうとしたが、試みはすべて失敗した。
噂によると、袋はクリスマスにしか開けないという。
これらの三つの部分は互いに縫い合わされている。
████████博士は、このアブノーマリティ群は1人の人間から作られたものであると推測している。
彼はこうも言及した。
「これを作った者はクリスマスに対して想像もできないほど深い悪意を持っているにちがいない。
サンタクロースというものを見たことがないのかもしれない。」