概要
1992年から1994年に発売されたBB戦士の姉妹品。
主に『SDガンダム外伝 聖機兵物語』や『SDコマンド戦記』などのシリーズを小型のキットでラインナップしている。
各ラインナップの名称には「Jr.」(ジュニア)が付けられているが、これは『BB戦士』でリリースされている商品のダウンサイジング版、という意味ではない。
キットは「ちーびーフレーム」(1〜6までの番号が振られた6種類のフレームのうちランダムで1種類が封入)という骨格部をベースに手足のパーツや武器等を組み付けていく方式で、組み立て方もランナーにちーびーフレームを挟み込んで2つ折りにして合わせるという当時の一部の『BB戦士』にも取り入れられていたランナーロック方式を採用。
ジョイントが共通化されているため、手足を他の『ちーびー戦士』の物と容易に交換が出来るようになっている。
部品点数やランナーの色分けを更に簡略化した事で、価格を初期のBB戦士と同等の300円に抑えられていたが、2008年に再版された際には400円となり、一般販売のガンプラでは珍しく、仕様変更なしの値上げを経験している。
BB戦士の姉妹品として、BB戦士と連携している商品や、BB戦士に付属している物も存在する。
初期の商品にはディスプレイ台座としても使える「ちーびーメダル」が付属していたが、後期の物は省略され、代わりに「ちーびーローラー」と呼ばれる転がし走行可能な台座が付属するようになった(ただし、一部付属していない商品もある)。
ラインナップ
- ガンファイヤーJr.
- 灼熱騎士ガンダムF91Jr.
- キャプテンガンダムFFJr.
- 騎士ガンダムGP01Jr.
- スターガンダムGP01Jr.
- 騎士ガンダムGP03Jr.
- 超竜守護神フォーミュランダーJr.
- キャプテンフォーミュラー91Jr.
- キャプテンネオガンダムJr.
- 殿様ガンダムEXJr.
- 聖竜騎士ゼロガンダムJr.
※ちーびー戦士オリジナルキャラクターとしてダイノチェンジャーステイメンと銀河海賊スペリオルも企画されていたが、この二点と殿様ガンダムEXで商品化を賭けた人気投票を行い、その結果、殿様ガンダムEXが1位となって商品化に至ったため、残る二点は試作品どまりとなり、商品化は実現しなかった。