1988年に『機動戦士ガンダム逆襲のシャア』と同時上映されたアニメ『機動戦士SDガンダム』に合わせて『SDガンダム』のブランド化を担った商品の一つ。
1987年から展開していた『BB戦士』が『SDガンダムBB戦士』と改題したのに対して、差別化する形で『元祖SDガンダム』と銘打たれている。
概要
基本はプラモデルではあるが組み立て式玩具の側面が強く、カラフルで頑強な構造に軟質素材を多用、内部可動やバネによる射出、電池を使用したサウンド、発光、自走など、キット独自のギミックを搭載しているのが特徴。
ホワイトベースや聖機兵物語の機兵シリーズなどの大型玩具、無改造の強化パーツであるシステムアップセット、バトルスクエアシリーズを初めとした基地セットも商品化されている。
国内では1996年に鎧闘神ウイングがリリースされた後はシリーズが途絶えていたが、海外では「SD GUNDAM IN ACTION!!」名義で発売していた事もある。また、2006年頃には廉価版の「元祖SDガンダム ミニコレクション」が発売。その後、20年近くの時を経てプレミアムバンダイでガンキラーがリリースされ、更には超機甲神ガンジェネシスがリニューアル発売される等している。
本家SDワールド
元祖と同じスタイルの組み立て式玩具で、こちらでは聖戦士ダンバイン(1種)、重戦機エルガイム(1種)、超時空要塞マクロス(3種)、機動警察パトレイバー(5種)がラインナップに入っている。
余談
パッケージの形式や商品に簡単な連動ギミックを仕込む等、タカラが「魔神英雄伝ワタル」の関連商品として発売し大ヒットしていた「プラクション」の様式に非常に似ており、対抗商品として企画されていた節がある。