概要
著:後藤祐迅、イラスト:梱枝りこ、によるライトノベル。既刊は11巻。12巻で完結と思われたが、以降の連載が途絶えており未完となっている。
現代を舞台に「家族」をテーマとしたハートフルなラブコメであるが、各巻の終盤には戦闘パートが挟まれるなどバトル要素もある(そのため登場人物の多くが戦闘力を持っている)。しかし連載が進むに連れてラブコメが主体となり、戦闘要素は殆どなくなった。
コミカライズ版は柴峰タカシが担当。原作1巻~6巻までを描いている。全7巻。
ただし後半になるとページ数の減少が目立ち、最終巻が刊行されたのは2年経ってから。
ドラマCDも発売されており、第1弾は原作1巻のもので、第2弾はオリジナルストーリーとなる。
あらすじ
ある日、主人公の南条忍が目を覚ますと、目の前に下着姿の巨乳の少女が眠っていた。彼女はルナと名乗り、忍の家に住むことになった。彼に最近起きた変わったことは、街中にいた少女にご飯を奢り、謎の指輪を渡されたこと位であるのだが……。
登場人物
主人公。自称しのむん。「心月体水南条流」の使い手で他流試合に置いて無敗を誇る実力者。眼つきは悪いが化粧映えする顔立ち。画像は女装のもの。
- ルナ(ルナジェナ)
忍の奴隷。ある朝忍のベッドで眠っていた少女。お姉さん属性。正体は人間から悪魔になった女性。生まれて間もなく母親から教会に捨てられ、以後は娼婦の娘という烙印を押されて育ってきた。現在は悪魔ブラムの義理の娘として魔界で過ごしていた。
- エルニ(エルニーニョ)
自称神、もしくはマッドドッグ。
忍の許嫁。正体は退魔師。小学校の頃に友達の前で退魔の力を使ったことで恐怖され今でもトラウマになっている。だが自分の力を知っても恐れない忍にどんどん好意を持ち始める。
忍の妹。なずにゃん。才能は忍以上だが実力的にはまだまだ及ばない。
忍となずなの母。この手の作品の例にもれず年齢不相応なまでに若い。忍以上の実力者。
忍のクラスメイト。ツンデレ。正体は悪魔と人間の女性の間に生まれた半人半魔。ルナの義理の妹でもある。
- かおるん(薫)
聖のメイドさん。正体はマキナと同じく半人半魔。
忍のクラスメイトにして幼馴染。当初はモブキャラだったが中盤からサブヒロインに昇格する。
忍のクラスメイトにして親友。残念なイケメンだが人間性に関しては忍からも信用されている。