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のっぺら

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のっぺら

水木しげるによって『週刊少年マガジン』の特集記事「トップ画報 百鬼夜行」で紹介された妖怪。※メイン画像下部

曖昧さ回避

概要

昭和42年発行の『週刊少年マガジン』第37号に掲載された特集記事「トップ画報 百鬼夜行」で紹介された妖怪

大きな「妖怪玉手箱」から飛び出した恐ろしい妖怪という設定で、この水木しげるによる妖怪画は、室町時代の大和絵師・土佐光信筆による真珠庵蔵系統の『百鬼夜行絵巻』を参考にしたものであると考察されている。

「のっぺら」はこの絵巻に描かれている、名無しの赤くて丸い妖怪をモデルに描かれ、のっぺりした姿から名づけられたと思われる。

なおこの赤い妖怪は、室町以降の妖怪画や絵巻で微妙にアレンジされて描かれ続けており、色や形を変えたものが大化赤へるちからここなどとして知られ、時代ごとに様々な呼び名がつけられている。

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