「Everythingあとよろピク!」
概要
CV:矢部雅史
取り憑かれると、面倒な事を他人に丸投げするようになるチキンナゲットのメリケン妖怪。Nと書かれた帽子をかぶっている。
ネームモデルは 「丸投げ」+「ナゲット」から来ている。
スキルは「まるなげ」で、自分のHPが0になる時、1度だけ代わりに前衛の味方1体を気絶させた上で自分のHPを全回復する。命は丸投げるものといったところか。
だが、ピンチになった相手にトドメを刺す(=実際はHP残量問わず即死)スキル「決定力」や「神の裁き」との相性は最悪。
まるナゲットのHPが0になった時点で決定力(神の裁き)の発動条件を満たしてしまい・・・
まるなげ発動で味方1体気絶→まるナゲットのHP全回復→決定力でまるナゲットが即死
の順番でスキル処理され、一気に2体倒されてしまう。
アニメ
初登場は第108話。
取り憑かれると体を一回転しながら「Everythingあとよろピク!」と言って、重要な物事を他人に丸投げさせる。カンチに取り憑き、バレーボールの回収、授業のあいさつ、算数の計算を他人に丸投げさせた。
ケータが話を聞くと、彼はUSAからやってきた妖怪で、生前は野球好きの少年で「NO」と言えない性格だったらしく、他人に重大な物事を丸投げされては失敗してブーイングを食らうという、ある種のいじめを受けていた。
ただし、丸投げされた内容は、ウィスパーが指摘する通りそれ程大げさなものではなく、嫌な事をちゃんと断ろうとしない本人の優柔不断さに問題が無かったとも言えない。
そんな彼は、試合の観戦中に飛んできたホームランボールを取ろうとして頭にボールが当たって死亡(ギャグっぽく書かれているが、リアルでも起こりうる現象である)。
生前丸投げされてきた事への恨みから他人にも丸投げをさせる妖怪となってしまい、自身の精神的な痛みを味わわせる憂さ晴らしの為だけに、生前とは全く関係の無い人間達に丸投げをさせる様になったのである。
そんな彼を退治するべく、ジバニャンの提案でケータは万尾獅子を召喚。翌日のバスケットではお互いの取り憑きを受けるも、まるナゲットの力が勝ってボールを外してみんなからブーイングされる。が、万尾獅子はクマに対して満を持す状態を解放、クマはケータが外したボールをキャッチして、イナズマイレブンばりの動きをしながらダンクシュート。クマはみんなから喝采をもらった。
「なんでオレじゃないんだ!」とケータは万尾獅子を詰め寄るも、彼は「クッマックッマッ・・・」と小さく呟きながら体育館を後にしてオチを丸投げした。
ジバニャン・ウィスパー・まるナゲット「あとよろピク~・・・」