概要
坊ノ岬沖海戦にて攻撃の第一目標として沈むペースより早い攻撃を受け散っていった矢矧と、その救助を行い二水戦司令部を収容、旗艦を継承した初霜という関係。
元より矢矧が継承した時点での華の第二水雷戦隊の実態は、第三次多号作戦においての島風や長波の戦没により、最後のひとひらの朝霜を残すのみとなっており、矢矧や、浜風たち17駆の元第十戦隊グループと、初霜や霞の元一水戦グループの寄せ集めとなっていた。
元は阿武隈が担っていた空母機動部隊護衛をしていた矢矧と、阿武隈率いる第一水雷戦隊の在籍最長の初霜というつながりもある。
余談だが、両艦とも在籍鎮守府は同じ佐世保鎮守府籍。(矢矧は佐世保海軍工廠にて建造)。それぞれの慰霊碑は佐世保海軍墓地にある。(※呉の17駆慰霊碑に初霜も連名で刻まれてはいる。)
ゲームにおいて
初霜の放置セリフにて矢矧(並びに浜風)の名前が登場。
沖縄突入を制止し、生存者の救助を敢行した相手だけあってか、安否を案じるものである。
後に実装された初霜の時報に、矢矧隷下でいつでも出撃可能であると応えている。
また、ヘアゴムが共に赤であり、初霜改二において(ゲームではわかりにくく白に見えるが)色が更に褪せた赤となっており、皐月改二の伊良湖のリボンのことを鑑みると恐らく初霜のヘアゴムは矢矧のものだと思われる。