『忍者戦隊カクレンジャー』の妖怪科学者については →ユガミ博士
概要
『MOTHER』のダンカン大工場に出現する、黒幕の影響を受けているのかいないのか、心も含めていろんなところが歪んでいる、ヨレヨレで薄汚れた白衣を着たマッドサイエンティストである「おかしくなったひと」の一種。
工場内にあった資材を使って完成させたものか、長い間眠っていたオールドロボやスクラッパーを伴い出現する。
引き連れたロボットたちのビーム攻撃も嫌らしいが、気が短く「カッとなる」ことで最大2回自身にバフ掛けし殴りかかってくるのも脅威である。
また逃走することもあり、その際にはロボットたちも一緒に逃げていく。
小説版『MOTHER』
中盤より主人公サイドの協力者となる不気味な科学者で、姓が「湯上」の湯上博士(ゆがみはかせ)である。
地球人でありながら、宇宙からやってきた黒幕のオーバーテクノロジーに魅了され協力者となっていた。
しかし、裏切って逃亡を謀ったことから追っ手によって大怪我をさせられ、現在は容姿を含め身体全体が歪み、片手は鉤爪という非常に怪しく不気味な、いかにもマッドサイエンティストな外見となっている。
自身の戦闘能力は皆無であるが、それなりに強いが自信過剰で抜けている自作の女性型ロボットイヴを引き連れ戦わせている。
故障したイヴの修理の際の下手くそなハンダ付けや、とてもクセのある配線によってロイドは彼が実父の変わり果てた姿であると気付く。
なおイヴとは、ロイドの母でもある妻の名であった。
余談
海外でも発売されたGBA版以降、白衣の左側にある血しぶきに見える赤いドット絵部分が削除されている。