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ゆる言語学ラジオ

ゆるげんごがくらじお

YouTubeまたはPodcastで公開されている、ゆるく楽しく言語の面白さについて語るラジオ。
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概要編集

YouTubeまたはPodcastで公開されている、ゆるく楽しく言語の面白さについて語るラジオ。

言語オタクの水野太貴が言語学について話し、言語学素人の堀元見がそれを聞いてリアクションするという方式。

2023年3月6日現在、チャンネル登録者は18.6万人。


メンバー編集

堀元見(ほりもと けん)

慶應義塾大学理工学部卒。専門は情報工学。WEBにコンテンツを作り散らかすことで生計を立てている。現在の主な収入源は「アカデミックに人の悪口を書くnote有料マガジン」。

Twitter→https://twitter.com/kenhori2

noteマガジン→https://note.com/kenhori2/m/m125fc452...

個人YouTube→https://www.youtube.com/channel/UCYJ3...


水野太貴(みずの だいき)

名古屋大学文学部卒。専門は言語学。

某大手出版社で編集者として勤務。言語学の知識が本業に活きてるかと思いきや、そうでもない。


特徴編集

かなり物好き向け、初見の人にやさしくない。

1本の動画が非常に長く、30分であれば短いほう、長ければ1時間もある。

さらに1話完結ではなくシリーズものなので、1つのシリーズをすべて見るのに何時間もかかる。

おまけに言語学の専門用語に加え、2人の持っている雑学(うんちく)、番組内で独自に誕生した用語まで非常に多く登場するので、1話から見ないと分からなくなることもしばしば。

スムーズに見るためには1話から順に見ていくか、こちらのメモを見るとよい。


シリーズ一覧編集


  • 言語学とは何か?

言語学のすごさを紹介する初期の3本の動画。

第1回は単語のすごさ、第2回は文のすごさ、第3回は音のすごさを紹介している。

このシリーズが終わると日本語の話や英語の話を気ままに行う。


  • 象は鼻が長い

第10回と第11回。

日本語学の難問「象は鼻が長い」について、日本語学者の様々な見解を見た後、「三上章」という町の語学者による理論を紹介し、最後に言語学のロマンを語る。

このシリーズで番組の人気が急増したらしい。


  • ソシュール知ったかぶり講座

第16回から第18回。

偉大な言語学者「フェルディナン・ド・ソシュール」の理論から、水野が考えたことを語る。


  • 辞書物語

第20回と第21回。

あの有名な「新明解国語辞典」の誕生には壮絶なドラマがあった。

辞書オタクでもある水野が新明解誕生の経緯について語る。


  • 音象徴

第27回と第28回。

単語を構成する「音」には意味があるのか、ソシュールの言ったことは本当に正しかったのか語る。


  • ピダハン

第34回と第35回。

ダニエル・L・エヴェレットが調査した南アメリカの先住民族「ピダハン」

我々と大きく異なった言語体系、価値体系、そこから何が言えるかを語る。


  • 助数詞

第37回から第41回。

日本語でものを数えるとき、数の後ろに「助数詞」と呼ばれる言葉がつく。

その助数詞の意味、使い分けが紹介される。


  • 数の発明

第46回から第48回。

数は本能なのか文化なのか、言葉を知らない赤ちゃんにどうやって実験するのか、数はどうやって作られたのか、数と言葉の関係を語る。


  • オックスフォード英語大辞典

第50回と第51回。

英語圏最大の大型辞書「オックスフォード英語大辞典」通称OED。

新明解と同じく、誕生には壮絶なドラマがある。殺人犯のおかげで生み出された辞書について語る。


  • サピア

第54回から第57回。

偉大な言語学者「エドワード・サピア」の理論から、言語の本質、言語が変化する理由、世界の言語の面白い特性について語る。


  • 英米人名

第60回と第61回。

日本の人名に意味があるように、英語圏の人名にも意味がある。

いろいろな人名の意味を紹介する。


  • ゆるコンピュータ科学ラジオ

第63回から第66回

コンピュータ大好きな堀元が、ド級の機械音痴の水野に、コンピュータやプログラムの基礎について語る。

ゆるコンピュータ科学ラジオは後にチャンネルとして独立している。


  • 第二言語習得論

第74回から第78回。

言語は話者にどんな影響を与えるのか、第二言語を学ぶと認知がどう変わるのか、本物の言語学者「福田純也」先生を招いて語る。


第89回から第94回。

現代日本語で過去を表す助動詞「た」

その多義性と本質、日本人にとって時間とは何なのかについて語る。


  • 赤ちゃんの母語獲得

第107回から第113回、第133回から第136回。

一見簡単に言語を覚えているように見える赤ちゃん

実は赤ちゃんの言語習得はものすごく難しいはずなのに、なぜか話せるようになる。

それはなぜなのか、赤ちゃんにとっては何が難しいのかを語る。


  • ことわざ

第157回から第160回。

世界には様々なことわざがある。

その中には「エビサンドに乗って滑っていく」のように一見意味が分からないようなものや、「白髪三千丈」のように盛りすぎなものもある。

そんな世界のことわざについて語る。


  • 生成文法

第167回から第170回。

日本語、英語、ピダハン語など、世界には7000種類以上の言語が存在するといわれている。

それらすべての共通点、それに対応可能な人間の生得的な能力は何か。ノーム・チョムスキーが本当に言いたかったことは何か、言語学最大と思われるテーマ「生成文法」について、言語学者「嶋村貢志」先生を招いて語る。非常に複雑なテーマであるため、水野がハチャメチャなたとえで説明し、嶋村先生の補講noteに正確なことが書かれている。


  • 記述言語学者から見た言語

第177回と第178回。

韓国語は日本語とあまりにも似すぎている。自由な倒置、敬語、助数詞、主題など、日本語にしかないと思われる特徴をいくつも持ち合わせている。本当に世界の言語の中で日本語にしかない特徴は何か、記述言語学者「黒島規史」先生を招いて語る。


  • 手話

第187回と第188回。

主に耳が聞こえない方が話す言語、手話

手話に関する間違ったイメージ(たとえば、世界共通であるなど)と真実、れっきとした言語であること、「視覚言語」としての特性、音声言語のほうが絶対的に優れているわけではないこと、母語話者の苦悩など、手話に関する色々なことついて語る。


  • 発音

第193回と第194回。

英語はスペルと発音の対応関係が滅茶苦茶である。

ghoti」と書いて「フィッシュ」と読むなど、理不尽なものでも許されるほど。

なぜ発音は変わってしまうのか、なぜ英語はスペルを大きく変えてしまったのかなどについて語る。


  • 辞書物語-日国

日本最大の辞書「日本国語大辞典」。古語から現代語、北海道から沖縄までのありとあらゆる日本語の単語を立項した超大型辞書。それがどのようにしてできたのか、親子3代にわたる壮絶な物語について語る。


  • 食レポ

多くの人が抱えるであろう悩み「食レポがうまくなりたい」。言語学と認知科学、両方の観点から考える食レポのコツ、なぜワインのソムリエは謎の語彙を使うのか、味覚の本質と騙されやすさについて語る。


  • リメイク

「言語学とは何か?」シリーズには不正確な内容が含まれていたため、人に勧めづらかった。

2周年記念として現在の水野の知識で「言語学とは何か?」シリーズをリメイクした動画。

単語、文法、音のすごさについて再び語る。


  • ムラブリ

タイラオスの国境に住む少数民族「ムラブリ」。その調査に行った言語学者「伊藤雄馬」先生

文字も挨拶も暦も持たないムラブリの驚くべき文化とは、ムラブリ語の変わった特徴とは、なぜ伊藤先生は冬も雪駄を履くようになり、雑草を食べ始め、ドームの開発を始めたのかなどについて語る。


  • 喜怒哀楽単語

この世にはたくさんの英単語があり、それぞれに歴史がある。

その中には語源を当てることができて喜ぶもの、読みづらすぎて怒ってしまうもの、ネガティブな意味に変化してしまった悲しいもの、スペルが大量にあって楽しいもの、などさまざま。

喜怒哀楽を感じる単語について、歴史言語学者「堀田隆一」先生を招いて語る。


  • ゾミア

ゆる言語学ラジオでは、ピダハンやムラブリのような「未開の人々」と呼ばれる狩猟採集民族が扱われてきた。

彼らは国家に属すことができなかった悲しい人々ではなく、戦略的に国家から逃げている人々である。

国家が人々から収奪する方法、その収奪から逃れるための彼らの戦略、彼らは遅れているわけではないのに軽んじられる理由、いろいろな漫画のゾミア性などについて語る。


  • させていただく

最近批判されている敬語表現「させていただく」。実は100年前から使われ続けており、未だに批判され続けている。

なぜ「させていただく」は嫌われているのか、それにもかかわらず使いたくなるのはなぜか、どのように変わり始めたのか、敬意はなぜ漸減するのかなどについて語る。



コーナー一覧編集

  • カタルシス英文法

中学、高校で習った英文法。理由や原理がわからずにモヤモヤしている人が多いのではないだろうか。

歴史的な変遷とともに、英文法の根幹を水野が説明するコーナー。カタルシスを感じることができる。


  • うんちくエウレーカクイズ

面白いうんちくをクイズ形式で出題され、堀本と水野が解くコーナー。

第2回からは堀元の友人「武藤くん」が出題役となる。

派生コーナーとして「うんちくエウレーカウミガメのスープ」というものもある。


  • ミーム提案委員会。

あったら便利なのにない言葉を新語(ミーム)として提案するコーナー。


  • 何こいつキモナイト

日常会話で使いたいが、使ってしまうと「何こいつキモ」と思われるようなフレーズを紹介するコーナー。


  • oEDおもしろ単語

英語圏最大の辞書「オックスフォード英語大辞典」には、とんでもない意味の単語が載っていることがある。それを紹介してゲラゲラ笑うコーナー。下ネタが苦手な人は要注意。


  • 俺たちのベスト方言グランプリ

日本語には様々な方言があり、標準語にはない便利な単語があることもある。

標準語として普及させたい便利な方言を募集して紹介するコーナー。


  • ターゲット1900

水野には超人エピソードがある。「ターゲット1900」の語源をすべて調べ上げたことだ。

1900の単語の語源を再リサーチしながら解説するコーナー。

第2回からは協力者として「夏野真碧」の語源リサーチが入る。


言語を解読するゲーム実況。赤ちゃんやフィールド言語学者の気持ちを疑似体験する。

第4回では黒島先生が共演している。


  • JAPAN AKACHAN'S MISTAKE AWARD

子供の間違い(エラー)には本質が宿る。募集した子どもの言い間違いや面白い表現を紹介するコーナー。

第2回からは言語心理学者、学習に関する研究のスペシャリスト「今井むつみ」先生を招いている。


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