アウトルック3世
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あうとるっくさんせい
アウトルック3世とは、少年漫画『ONE PIECE』の登場人物。
子どもが産んで貰った親の言いなりに生きるのは当然の義務!!!
妻はディディット(CV:進藤尚美)。
ゴア王国は高い壁に囲まれており、壁内に住む王族や貴族たちはほぼその中で海賊の脅威にさらされることなく安全かつ豊かに暮らしている。
そんな世界で育ったであろうアウトルック3世は、外の世界に興味を向けることはなく、貴族としての地位と名誉しか頭がないように育ってしまった。
夫婦共々、王族など上には諂い下の者には高圧的と腐敗した貴族そのもの。
壁の中の狭い世界で暮らしていたため、一つの世界観しか知らずそこにしか価値を見出せない点は、閉鎖環境である種の洗脳教育を受けてきた世界貴族とも共通している。
貴族としての生き方しか“知らない”彼は自身と家名を高めることを何よりの使命としており、実子サボや養子に迎えたステリーにも「出世こそが幸せ」「子は親に恩返しして当然」として勉学に励むように厳しく躾けていた。
実子であるサボの出来の悪さを巡って妻と口論をするわ、サボの心など蔑ろにする始末だった。
幼少時から親の期待に応えられなかったことやそんな世界にどことなく嫌気がさしたサボは一度出奔。
出奔したサボを家の面子のためにブルージャム海賊団を使って奪還したが、サボに対しては自身や家名を高めるために王族の娘と結婚してもらうくらいしか考えておらず、期待にそぐわないとして他所からステリーを養子に迎えている。
最終的にサボは「グレイ・ターミナルに住む人々を人間扱いしない」ゴア王国の壁の中の世界そのものを見限り、再度出奔されることとなった。
その後、養子ステリーは親の期待に見事答え、(いくつかの不審死を経て)サリー・ナントカネットと結婚してゴア王国国王に。
現在のアウトルック3世がどうしているのかは不明。
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