「サボを殺したのはこの国だ!!!世界だ!!! お前なんかに何ができる!!!」
「お前の親父は死んで時代を変えた!!!それくらいの男になってから死ぬも生きるも好きにしやがれ!!!」
「ルフィのバカが…… この先 どんな海賊になろうと あたしはあいつの味方だよ…!!」
概要
ルフィとエースの仮親。すなわち育ての親である。主人公モンキー・D・ルフィの故郷でもあるゴア王国・フーシャ村近隣にあるコルボ山一帯をシメる山賊一味「ダダン一家」棟梁の女山賊。愛煙家であり、常にタバコを吹かしている。
えらくゴツイ体つきをしているが、若い頃は結構美人だった。
プロフィール
本名 | カーリー・ダダン |
---|---|
年齢 | 53歳→55歳 |
身長 | 221cm |
懸賞金 | 780万ベリー |
所属 | ダダン一家 棟梁 |
出身地 | 東の海 ドーン島 ゴア王国 コルボ山 |
誕生日 | 8月30日 |
星座 | おとめ座 |
血液型 | X型 |
好物 | 野牛の肉 |
初登場 | 単行本59巻 第582話『ルフィとエース』 |
CV | 上村典子 |
人物
当初はガープに押し付けられたエースやルフィを邪険にしていたが、生活していくうちに情が芽生え、素直ではないが息子同然に思っていく。海賊ブルージャムにルフィ達が殺されかけた時にはブルージャムを攻撃し、体を張って2人を守ろうとした。
詳細は不明だが、海軍本部中将モンキー・D・ガープとは古くからの知人であり、実力に加えて山賊稼業を見逃してもらっている事情から頭が上がらず、彼の前では一味共々「ガープさん」と呼んでいる。
エースとルフィもダダンの事は嫌いではなかったようで、二人が船出する際には感謝の言葉を述べられ号泣するなどそれなりに良好な関係を築いていた。
その後、新たに生まれたマキノの子を笑顔で抱き上げてあやしており、すっかり子煩悩になってしまった模様。
活躍
過去
12年以上前、ガープが連れて来たまだ赤ん坊のエースを半ば強引に預けられるが、途中から手に負えず放置し、つかず離れずの面倒に収まった。
更に12年前、ガープが孫であるルフィの面倒を見る羽目に陥り、ルフィと彼と仲良くなったエースが連れ込んだサボも加わって、利かん坊の悪ガキ三人を相手に手を焼き続けた。
だが、そんな生活の中でも彼らに対する情は感じており、ルフィが海賊ブルージャム一味に攫われ殺されかけた時には、部下を引き連れ海賊のアジトを襲撃し救出するなど、時には体を張って彼らを守ろうとしていた。
また、サボの死を知り天竜人(世界貴族)に無駄死にしてでも復讐しようとするエースに対し、胸ぐらを掴み一喝・説教をした場面もあった。
エースとルフィのそれぞれ船出の時に、ダダンに対して礼を口にした際には堪えられず大泣きしてしまった。
第1部 サバイバルの海 超新星編
新聞でエースが処刑されたマリンフォード頂上戦争の件を知り、激しく悲嘆。
一時フーシャ村に帰省したガープをマキノの店で待ち伏せ、上記の力関係もかなぐり捨て、棍棒と拳を振るって彼に怒りと悲しみをぶつける。
ガープ自身もそうされて当然と一切抵抗しなかったが、マキノの仲裁で引きはがされ、兄を喪ったルフィの心痛を想い、空を仰いで彼にエールを送った。
10年前ルフィ達が森の中に作った秘密基地に行き、ルフィが起こした「16点鐘」の新聞記事を見せて「ルフィは無事。安心して眠れ」と亡きエースに伝えた。
第2部 最後の海 新世界編
扉絵で登場しており、ルフィの大暴れを一味揃って喜んでいた他、麦わらの一味の報道記事を切り抜いて集めたりしている。
マキノに子供が生まれた際には一味で店に集まって祝う姿が描かれた。新聞でサボの生存を知って喜んでいたり、コルボ山でサボが世界会議で起こしたコブラ王殺害事件のニュースを新聞で見て一家全員号泣している姿も描かれていた。
またルフィが起こしたベガパンクを人質にした立てこもり事件や、ガープが海賊島ハチノスで消息不明になったニュースを新聞で見て2人の身を案じていた。
関連イラスト
関連タグ
Dr.くれは:こちらも血の繋がらない息子に深い愛情を持つ高齢女性繋がり。また、年齢の割りに身体能力が高い点も共通している。