概要
上海アリス幻樂団による「音樂CD」のシリーズである「ZUN's Music Collection」第七弾の『伊弉諾物質 ～ Neo-traditionalism of Japan.』に収録された楽曲のタイトルであり、同作中でマエリベリー・ハーン（通称メリー）が信州のサナトリウムで療養中に体験した地底世界に関連した内容となっている。
楽曲
『伊弉諾物質』では5番目に収録されており、英語の副題はそのまま「Agartha Wind」。
不吉な曲の多い『伊弉諾物質』の中では落ち着いた、穏やかな雰囲気の曲。
ブックレット収録のストーリーでメリーは日本の地底に国の創世に関わる、途轍もない秘密が有ると直感するのだが、それを受けて次のイザナギオブジェクトへと繋がって行く。
アガルタの風
アガルタとはスリランカの地底にあるとされた、高度な文明を持つ社会・伝説上の理想郷。シャンバラと言う別名があり、後の創作物にも度々登場する地底文明の発想の由来の一つとなっている。代表的なのがジュール・ヴェルヌ作の「地底旅行」であり、これを元にしたSF映画こそ「センターオブジアース」である。
アレンジ
| 曲名 | サークル名（アーティスト名） | 登場年 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 始まりのSchifffahrt | セブンスヘブンMAXION（ちろ。） | 2013 |
関連タグ
東方Project 秘封倶楽部 宇佐見蓮子 マエリベリー・ハーン 伊弉諾物質
