概要
ヴィーネとサターニャの悪魔学校時代の同級生。種族は悪魔。初登場は原作者による同人誌「悪魔的三重奏」で、商業誌本編には公開から1年近く未登場だったが、第79話で遂に降誕した (作者いわく「連載版で過去編をなかなか描けないので同人誌で先に登場させた」)。
フルネームは、「亜久津=アザゼル=レインドルフ」で、元ネタは同名の悪魔のアザゼル。
性格
一人称は「私」。断定的かつ威圧的な口調で話す。
噂では冷酷非道だと評されているが、実際はかなり強引な性格で、主にヴィーネが被害にあっている。また、「私に指図するな」と名前に恥じない発言をしたこともある。
ただし、これは同人誌版の過去編時点での話であり、本編に登場した際には天使学校の留学生と共に、沖縄の旅館で働き、修学旅行で訪れたヴィネットたちを手厚く出迎えるほど、柔和していた (同年入学のサンダルフォン曰く、「沖縄人の大らかな性格に触れた結果」であり、1ヶ月で今の状態になったとのこと)。
容姿
四白眼で鋭い目つき、褐色肌、太めの眉、身長は高めで体格が良いなど、これまでに登場した悪魔とは一線を画すデザインになっている。瞳と髪は黒。
悪魔学校 (中学校に相当) の入学時点で高校生のラフィエルに匹敵する立派なものをお持ちである。その影響なのか、制服を着る際は上着のボタンを留めていない。
他のキャラとの関係
同級生のヴィーネとサターニャとの絡みが多く、2人の性格形成に大きな影響を与えた。
教室で席が隣になったヴィーネを勝手に舎弟扱いしている。ある事件をきっかけに、臆病だったヴィーネをツッコミに目覚めさせてしまった。
サターニャとはヴィーネを取り合ううちにライバルのような関係になっており、サターニャの好戦的な性格をエスカレートさせる結果になった。
ヴィーネとサターニャのことはそれぞれ「月ノ瀬」「胡桃沢」と苗字で呼ぶ。
アザゼルさん伝説
- 悪魔学校にトップで入学
- 冷酷非道な性格 ※「冷酷非情」ではない
- 50人の舎弟がいる
- 教師を1人病院送りにした
上記の噂が悪魔学校入学当日に流れ、誰もが信じてしまう事態になってしまっていた。
なお、当人はこの件についてまったく言及していない (どこまで事実なのかは不明)。
ある意味、天使学校時代のガヴリールと正反対な存在である。
なお、あまりの変貌ぶりにサターニャは「天使に誑かされたのでは?」と、かつて自身がタプリスから被った冤罪と同じような疑念をサンダルフォンに対して抱いていた。