概要
オランダにあるアザラシの保護施設「ピーテルブーレンアザラシセンター」(蘭:Zeehondencentrum Pieterburen)の日本における通称。
保護されたゼニガタアザラシやハイイロアザラシを、寄付などの支援を受けて、野生に帰す活動を行っている。
入園料は大人12.5ユーロ、3歳~12歳、学生は10.5ユーロと若干お高い。
(2024年8月時点でのレートで1ユーロ=163円前後)
2歳以下と寄付者は無料。
現在の施設は2025年1月5日に閉鎖予定。その後は市内のワッデン海世界遺産センターに移転される予定。
日本での人気
ホカホカ通信さんの投稿で日本人がその存在を知り、バズった(寄付殺到)
YouTubeにて24時間ライブ配信を行っている。
2024年8月1日に上記のX(Twitter)投稿が凄まじくバズり、ユーザーが殺到。ヒト桁だった視聴者数が1万を超えたため、施設側は当初Dos攻撃ではないかと身構えた。その後、チャット欄が日本語ばかりで埋め尽くされているのを見て日本人が多く集まった結果と知る。
そして1ヶ月相当の半分の寄付が1日で集まったり、アクセス多数でサーバーダウンしたりもした。
2024年8月10日ごろのスーパーチャット解禁後は1日で500万円分、1週間で1,000万円以上も投げられた。
なお、うっかり円とユーロを間違えたのか、1,000ユーロ(約16万円)を寄付してしまうケースが見受けられたり、5,000ユーロ(約80万円)スパチャにぶちこんだ猛者も存在した。
お礼として、施設職員がアザラシのコスプレをしてダンスする動画も投稿された。
用語
- 茶柱:プールにて立ち泳ぎするアザラシ。
- バーカウンター:アザラシたちがプールの縁に集まってくる様子。
- 白湯:プールにアザラシがいない状態。
- 鶏白湯:プールにカモメだけいる状態。
- 茶こし:餌の食べ残しをすくい取ること。
- 園長:魚を狙って居座っている鷺(サギ)のこと。
- 監視員:魚を狙ってやってくるカモメのこと。
- 茶道部/茶道部員:ライブ視聴者のこと。上記の「茶柱」からの連想からだと思われる。
- 千利休:スパチャをした茶道部員を指す。スパチャが入ると「ナイス利休」とコメントが流れたことによる。これも「茶柱」からの連想か。
- 蜘蛛ニキ:カメラに巣を張る常連のクモのこと。
- タコニキ:時折プールへ投入されるタコのおもちゃのこと。消防署より受領した廃棄ホースで作られている。なお、フェーズ2のプールには黄色のタコネキが最近作られた。
- 卒園式:完治したアザラシを海へ帰すこと。この様子は運営公式から投稿されている。
24時間ライブ映像
24時間ライブ映像・4K版
2024年8月、地元の企業から寄贈された4Kカメラでのライブ配信も開始。
かなりのズームにも耐えうる高画質でアザラシたちを24時間眺めることができる。
外部リンク
Zeehondencentrum Pieterburen(YouTube)