概要
オランダ最大の都市。人口は87万人。
市名はアムステル川の堤防(ダム)という意味。
同国の首都であるが、それはあくまで名目上である。
国の政治機関や、オランダ王室が暮らす王宮はハーグにある。
13世紀に築かれた漁村に端を発し、17世紀以降、外国人商人を受け入れてヨーロッパを代表する貿易・金融都市として繁栄した。
中心部は運河が何重にも取り囲む形をしている。
運河に船の家(ハウスボート)を置いて生活する人もいる。
昔は貧しい人の住居だったが、近年は富裕層向けの豪邸になっている例もある。
観光業も盛んで欧州有数の風俗街がある。合法的な麻薬を楽しめるカフェ、売買春も合法であり、ゲイバー、ナイトクラブも多い。しかし近年はモラルの低下に頭を抱えているという。
交通機関
また国際列車・バスがドイツやベルギー・フランスなどヨーロッパ各地と走っている。
アムステルダム中央駅は煉瓦造りの重厚な建築で昔は東京駅丸の内駅舎のモデルとされたこともあった(現在は否定されている)。
市内は市電とバスが走り回っている。
地下鉄もあるが、観光名所はあまり通らない上、地盤が悪いためか深いところを走っていて使い勝手が悪い。
なお昔地下鉄を2度と作らない宣言をしてしまったために後で作る地下鉄は路面電車という建前で建設したことがあった。
地形も平坦であり、最も自転車に適している街とも言われる。
レンタサイクルを借りて移動することも可能。