この記事には『コードギアス奪還のロゼ』のネタバレが含まれます。
概要
『コードギアス奪還のロゼ』の主要人物、アッシュと皇サクヤのカップリングタグ。
末尾の(コードギアス)を入れることで元々あった他界隈のCPタグとの差別化を図っている為なるべくこちらを使用することを推奨。
物語当初、アッシュの弟で主人公のロゼと共にサクヤの救出に向かう等、あくまで任務上での保護対象でしかなく、本来ならカップリングどころか最低限の接触しか無い関係だったが……………
以下ネタバレ
実はロゼの正体は本物のサクヤであり、要するに、女性の主人公と男性の相棒で成立するカップリング。
そして、サクヤにとってアッシュは父の仇(の疑惑アリ)で、復讐対象の1人。
アッシュからすれば、サクヤは恩人の娘であり、同時に(サクヤのギアスで生きていると誤認させられている)死んだ弟の存在を弄ぶ許せない存在。
と、かなりややこしい関係になっており、サクヤの偽装もあって第三者には兄弟として認識されている。
おまけに、弟の死をギアスで誤魔化されている時期に、サクヤが変装した「ラズベリー」という女性に、アッシュはガチで一目惚れ。
下手に突くと爆発しそうな危うい関係であったが、第三幕での一件で互いに真実を知ってしまい、アッシュはサクヤに銃口を突きつける。
しかし、アッシュは最終的にサクヤを信じると決意した為、最悪の結末は回避。
サクヤもしばらくはロゼのままですごす事になり、普段は兄弟として振る舞う。
が、落ち着いたタイミングでラズベリーの正体が暴露された為、二人の反応は必見。
ちなみに、実質父親公認の関係である。
以下超ネタバレ
傷や過ちを抱えつつ、それでも信頼関係を築けた二人であったが、宿敵ノーランドとの最終決戦において、最終的にアッシュはロゼ(サクヤ)を生かす為にノーランドの自爆から庇い、爆発と共に消えていった。
ようやく「守りたかったものを守れた」アッシュであったが、彼が最後に残した言葉はサクヤの父がアッシュに語った「死ぬことは怖く無いが、君にもう二度と会えないのが辛い」という離別への未練だった。
残されたサクヤは慟哭し、その後自分が犯した罪の代償として自分で自分にギアスをかけ、『自分の声』ごとギアスを封じた。
当初の目的であったホッカイドウブロックと親友サクラの奪還は達成できたが、サクヤは心に大きな傷を抱えたままこの先も生きていかなければならなくなってしまった。
※しかし、最終幕パンフレットをはじめとした公式関係の文書にはアッシュの死は意図的に明言が避けられており、2人の離別は現時点で確定したとは言いづらい。またアッシュ役の古川氏は、アッシュの姓が不死鳥を表すフェニックスである事を強調しており、彼が再び登場する続編を熱望している。更に公開記念舞台挨拶では、監督およびプロデューサーも続編を匂わせる発言を行っている。
一応、退場したキャラを再登場させる技術は存在するが………………
王の力は人を孤独にするか否か
それは今後の展開によって大きく変わることとなりそうだ。