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概要編集

面積8万6600平方km、人口1040万人(2023年)、首都はバクー。ソ連崩壊により1991年に独立。

東側カスピ海に面している。

バクー油田などの豊富な天然資源があり第二次世界大戦時にはドイツの戦略に影響を与えている。


情勢編集

西南部の地域・ナゴルノ・カラバフを巡ってアルメニアと対立している。ソ連時代はアゼルバイジャンに属してた地域だったが、アルメニア人居住者が多かったため、ソ連崩壊直後から、その帰属を巡って両国が対立。ソ連崩壊時には国力が勝っていたアルメニアがアゼルバイジャンを打ち負かして、以降はその大部分を実効支配していた。しかし「奪回」を国是としたアゼルバイジャンは軍事力の充実に力を注ぐと同時にアルメニアと歴史的経緯から反発しているトルコ(第一次世界大戦においてトルコは在トルコ・アルメニア人を反体制派として大量に追放したため)の支援やコーカサス地方の盟主を自負するロシアの不介入の黙認をとりつけると、2020年にドローン兵器も大量に交えた反撃に打って出た。後手に回ったアルメニア軍は撤退を余儀なくされ、アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフの大半を実効支配するに至った。更に2023年にはアルメニア帰属派への「対テロ戦争」を名目に攻撃を再開、前年に自称・環境活動家により回廊を封鎖されアルメニアからの支援が得られなくなっていたナゴルノ・カラバフは翌日に事実上降伏、アゼルバイジャンが全土で主権を回復することとなった。一方で独立と共にアゼルバイジャンにはアルメニアを挟みナヒチバン(ナヒチェヴァン)という飛び地が発生している



渡航編集

査証が必要だが電子申請可能。2016年から日本国パスポート所持者に対しバクー空港で有効期限30日の査証(アライバルビザ)が発給開始。新型コロナウイルスによる検疫強化のためワクチンの接種証明が必須。

日本の外務省は情勢は安定しつつあるがナゴルノ・カラバフ周辺は不発弾や地雷など予断を許さない状況なので絶対に近づかないようにとのこと。


関連タグ編集

トルコ

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