アナルディルド

あなるでぃるど

男性器を模した性具のなかでも、おしりの穴への挿入するためのもの もしくは、アナルにディルドを入れていることを指す

概要

ディルドは主に女性が下腹部の穴に挿入して使う大人のおもちゃであり、セックスや自慰行為のために使われることが多い。

ディルドの中で、膣への挿入よりも肛門への挿入に使うためのデザインのものをアナルディルドと呼ぶ。

また、転じてアナルディルドの使用（アナルオナニーアナニー）を指すこともある

ディルドとの違い

肛門は膣よりも入口の締まりが強く、そして膣よりも穴の奥が深いため、一般的なディルドよりも挿入の負荷が低いことが求められるが、同時に快感を強く得られることも必要である。

そのための工夫としては、挿入を容易にするため、先端が細くなっていたり、デリケートな腸壁を傷つけないようにするために、柔らかい素材が用いられていることが多い。

また、ディルドの太さが変化するような構造で、括約筋を広げたり閉めたりするデザインも多く、アナルパールと同じような機能も発揮できる。

他にも、奥まで入り過ぎて抜けないようにするために、根元の構造に工夫があることも多く、中にはジュエリーアナルプラグ、アナルジュエリーのように宝石があしらわれていることもある。

ヨーロッパにおいては、正常位以外のセックスはアナルセックスで行う必要があるという宗教的制約があったため、セックスを楽しむためには女性はアナルへの挿入に慣れておく必要があった。

そのためにアナルディルドがしばしば使用された歴史があり、現在においてもアナルディルドには強い人気と需要がある。