解説
ツインディルド、「うなぎ」とも呼ばれる。英語ではdouble penetration dildoあるいはdouble dildo、Double-headed dildoと呼ぶ。
日本においては、張形の登場に伴って江戸時代には存在したようで、『鎌倉はないくさ』には
「おおさつき二人が用ひたる天一棒(はりかた)がまだ御在宅だヤアヤア大そう出してゐるな、ドレまア之をぬいて真実(ほんとう)の棒を入れてやらう」
というセリフが見られる(百合の間に挟まる男)。
一般的なディルドは、単一のシャフトに対し、片方の先端にのみ男性器を模した挿入部がある。しかし、双頭ディルドの場合は、両端ともに挿入できるようになっている。
複数の人間によって同時に使用されることが多い。使用例としては、膣と膣、膣と肛門、肛門と肛門、あるいはオーラルセックスに使用する。また女性がペニスバンドのように使うこともある。内部に電動モーターを内蔵したバイブ型ディルドも存在する。
他にも、C字型に大きく湾曲可能な、一人の女性の膣と肛門に挿入することができるタイプや、パートナー同士が密着しながら楽しむために、V字型に作られた硬度のあるタイプも発売されている。