Fate/GrandOrderのキャラクター→アビゲイル・ウィリアムズ(Fate)
概要
17世紀末のアメリカのマサチューセッツ州で起きた事件セイラム魔女裁判の発端となった少女。悪魔憑きとなり、次々と魔女の疑惑がある人物を指名した。
この事件では20人が処刑され、150人が逮捕・投獄された。
略歴
事の発端はセイラム村の少女たちが行った儀式から始まる。アビゲイルと従妹のベディー・パリスは、使用人である黒人奴隷の女性から教わったまじないを村の少女たちと真夜中に興じた。しかし、その最中にアビゲイルを初めとする少女が痙攣を起こしたり暴れ始める。伯父であり村の牧師サミュエル・パリスは近隣の牧師も招き悪魔払いが行われたが、失敗した。
サミュエルは使用人ティテュバを疑い、彼女を拷問してブードゥーの妖術を使ったことを『自白』させる。サミュエルが娘たちを詰問したところ、娘たちは(村内での立場の弱い)3人の女性の名前を上げた。
その後、アビゲイルやアン・パットナムらは告発した「魔女」たちの裁判にて痙攣・金きり声をあげる・苦しみだす・全く同じ動作をとる・・・などの奇妙な行動を起こす。これらの様子を見た判事や村人はより一層に魔女への恐怖に駆られ、魔女裁判は加速していく。
一連の裁判騒動が収束したあとの少女アビゲイルの行方は不明。一説ではボストンへ渡り娼婦となったとも噂されたが信憑性は乏しい。