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概要編集

アライさんの幼少期、もしくは子孫の姿。

本編には登場しない二次創作のオリジナルキャラクターだが、同じタグでも大きく分けて二つの傾向が見られる。


  • アライさんの子供の姿として描かれる作品
  • アラ虐設定を受け継いだキャラクター作品

作者自身がアライちゃんと銘打って登場させる際は後者であることが多い。

ここでは後者について説明する。



以下閲覧注意





















特徴編集

アラ虐のアライさんはアライグマの性質が本編以上に引き出されている害獣であり、アライちゃんもまたアライグマの生態に近い行動を取る。

アライちゃんにのみ見られる特徴としては、幼獣期のアライグマはその時だけ人間に慣れるという性質を反映し、アライさんと比べて人懐っこい傾向があること。(ただし、最初から人間を騙す目的で媚を売る個体もいる)

自分を「あらいしゃん」と呼び、アライさん特有の語尾である「なのだ」も「なのりゃ」「なのら」になる等、舌足らずな喋り方をすること。

そしてアライさんのように二足歩行ではなく、手と膝をついたヨチヨチムーブ(人間の赤ん坊で言うところのハイハイ)で移動すること。


容姿はアライさんをそのまま小さくしたもので、大きさは小さいものだとハムスター程度。


出生編集

アライさんが母体となり、胎内から生まれる。

アライさんの胎内からアライちゃんが誕生するプロセスは作品によって異なり、アライグマとの交配でのみ妊娠することもあれば、人間との性行為でも可能であること、更には精子が無くとも刺激さえあればサンドスターがクローンを胎内に作り出すという設定もある。

アライさんが人間社会から外れた野生もしくは野良で生きる事が多いアラ虐設定では人間との性行為で妊娠するケースは非常に少なく、野生のアライグマとの交配で妊娠する場合が殆ど。


前述の通りアライさんそのままの姿で髪が生え揃い、毛皮(フレンズの服)を着たまま出産される。

また、フレンズは人間とほぼ同じ姿になっているがアライグマが多産な事を反映し、アライちゃんも一度の出産で複数生まれる。


生育環境編集

子連れ

雄のアライグマはその習性から交配後に不干渉になり、母親アライさんとアライちゃん姉妹が一家となり生活する。


アライさんはフレンズである為、群れとして成り立つと熊を殺せる程の戦力を持つようになり、それらが纏まって人の畑を襲う。まさに史上最悪の害獣なのだ。

だが、アライさん特有の明後日の方向への先走りや気移り、家族が罠にかかって駆除される等で離別することも多く、単独行動を取るアライちゃんも多い。


また、前述の小ささを利用し人間の家屋や屋根裏に侵入し荒らす場合もある。

アニメ本編のアライさんが自分の視界に入っただけの帽子を自分のものと認識したように、食べ物や土地を占有しようとする。

その証拠として群れ全員で一か所に排泄する(溜め糞と呼ばれるアライグマの習性)事でマーキングをする習性がある。

人間大の大きさに成長するアライさんでは屋根裏に侵入することは難しい為、アライちゃん特有の特徴と言える。

最終的に戻ってきた家主に駆除される展開が一種のテンプレートとして成立している。


成長編集

アライちゃんも成長する事で筋肉が付き、二本の足で立てるようになる。

二本の足で立てるようになったアライちゃんは「アライしゃん」という呼称で呼ばれ、アライしゃんが成長する事で最終的に「アライさん」となる。

成長するまでの期間は作品によってまちまちだが、おおよそ1年から3年程の間でアライさんまで成長する。

またアライグマがそうであるように、成長する過程で人懐っこさを消失し、獰猛で独善的な性格(アライさん本来の性格)になる。

これは人間と共同生活を送るアライちゃんも例外ではなく、(アラ虐の)アライさんが意思疎通と和解が不可能な存在であることを証明する展開に使われる。


人間との関わり編集

多くのアライちゃんがアライさん同様害を撒き散らした結果駆除されその命を終え、何もしていなくても駆除報酬目当てで狩られる。

ここまではアライさんと同様だが、アライちゃんは他の運命を辿ることも多い。


  • ジビエ肉としての需要

アライさんの肉は栄養豊富で美味とされており、アライさんのジビエ、通称アラジビが流行している。

アライちゃんは特にアラジビ材料としての需要が高く、一般的なジビエと異なり生きたまま調理されその過程で殺害される。

この調理方法はフレンズが死後動物に戻ってしまう特性がある為であり、調理過程が制裁の一環でもある為でもある。

生きたまま鉄板の上で焼き殺しても食べられるし、高熱の油で揚げ殺しても食べられる。

アライさん以外のフレンズを傷付けることはご法度で未知の料理であるためか、人肉を食べることによる感染症が危惧されることもあるがまず発症はしない。


  • ペットとしての需要

上記の通り幼獣期のみに備わる人懐っこさを利用し、ペットとして飼われるアライちゃんもいる。

だがその人懐っこさもアライちゃんである時のみであり、本性を現したかつてのアライちゃんに裏切られ襲われ、取り返しのつかない事態を引き起こす悲劇も起こる。


それを防止するためか、アライちゃんを飼う際に牙を抜き四肢切断を義務付ける法律ができたりする。

もちろんそんな事をすれば例えアライちゃんでも一生恨まれるのだが…



関連項目編集

作品関連編集

けものフレンズ けものフレンズ(アニメ) けものフレンズ(二次創作) 二次創作

アラ虐

アライさんチルドレン

キャラクター別編集

アライグマ(けものフレンズ) アライグマ アライさん

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