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概要

・注意

この項目にはナイツ&マジックのネタバレを含みます!

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ジャロウデク王国で王族専用騎として開発された幻晶騎士(シルエットナイト)。

純白に金で飾った優雅な配色が特徴で、黒が基調となっている王国の機体の中でも異彩を放なっている。

武装は長剣に背面武装とスタンダードなもので構成されており、主人公のエルからは『 構成は標準的なもののなかなかに凛々しい面構え』と評されている。


新世代機ティラントーのデータをフィードバックし、ティラントーで問題と[なっていた稼働時間の短さと機動性の低さを解消する為に、「王族の身体保護の為」を名目に機体構築に使用する部品を「幻晶騎士で使用できる中で最高級」のものに変更している。

またコンセプトの元となったズーディルゴ(下記)のデータも用いられた為、結果としてティラントーの性能を維持したまま従来の機動性と稼働時間を持たせることにも成功した。

ある意味で「本来の次世代機」の姿となった機体である。


だが上記の名目の為に予算をかけた結果、製造コストはティラントーの十倍では効かずとても量産には向かない。

またティラントーの諸問題をあくまで金で捩じ伏せただけであり、根本的には解決させていない。

事実、フレメヴィーラ王国の王族機であるゴルドリーオとの性能差はないとされるが、その燃費と維持費の効率は完全にこちらが下。

より言えば、ティラントーの十倍以上のコストを掛けたにもかかわらずティラントーの欠点を改善しただけの性能しか出せていない事を考えると、とてもコストに見合った性能とは言えず、コストパフォーマンスは最悪の一言であり、それ故にコスパ面で言えばティラントー以上の欠陥を抱えているとも言える。

同じく高額機としては魔力転換炉を二台積んでいるツェンドリンブルやほぼ完全特注品のイカルガが思い浮かぶが、こちらはコストに見合うだけの性能を有し、十二分な戦果と実績を挙げている。


それでもこれを王族用機として容認する辺りに、ジャウロデク王国(引いては王族)の本質が垣間見える。


王族分だけ機体が用意されているようで、作中に出てきてない分も含めて最低でも3機は製造されているものと思われる。

(国王であるバルドメロを含めれば4機だが、バルドメロは既に病床についている為、製造されたか不明)



劇中での活躍

大西域戦争(ウェスタン・グランドストーム)において、ジャウロデク軍総大将クリストバル第二王子が搭乗。

その機体性能と王子の実力で、クシェペルカ王国の国王騎カルトガ・オル・クシェールを圧倒し勝利。そのままクシェペルカを滅ぼす。


だがその後のミシリエの戦いにおいて、旗艦の飛空船(レビテートシップ)上にてフレメヴィーラの青き鬼神と交戦。

攻撃全てが完全に児戯扱いされ敗北。降伏勧告(+機体の引き渡し)を迫られるが、クリストバルはそれを拒否し、自害する形で機体は大破し、クリストバルも死亡する。


原作・コミック版は飛空艇から飛び降りて大破。

アニメ版は飛空艇を攻撃してそのまま飛空船と運命を共にし墜落・大破した(そのため、そのまま鹵獲できた原作とコミック版と異なり、アニメ版の銀鳳騎士団は飛空艇の修理・解析しなくてはならなくなった)。

残骸や部品などが回収された描写等も無いため、恐らく鹵獲出来ない(鹵獲する必要が無い)レベルで大破したものと思われる。


その後、 カタリーナ第一王女用の機体が補給物資として前線に送られ、デッドマンズソード(下記)の母体となるも、四方楯要塞戦において大破。


結果として残ったのは本国のカルリトス第一王子の1機(もしくは国王機含めた2機)のみとなった。


その後の扱いについては不明だが、敗戦による財政難を踏まえて考えると、解体されている可能性もある。


派生機

ズーディルゴ

コンセプトの前身で、出力・膂力・装甲をそのままに機動性と燃費の問題を解決しようとした実験機。

しかし諸問題をストレートに解決しようとした結果、どれか一つの問題は解決しないどころか悪化・性能低下を招く。

最終的にはティラントーを下回る中途半端な性能となり、完全な失敗作として製造中止になっている。


デッドマンズソード

グゥエラリンデとの戦闘で愛機であるソードマンを失ったジャロウデクの騎操士(ナイトランナー)グスターボ・マルドネスに対し、同国のカタリーナ王女が与えたアルケローリクスをカスタマイズした完全なワンオフ機。


当人の要望でソードマンと同じコンセプトを踏襲し、全身に剣(Web版では棍や槍なども含む)を取り付けている。

その為総じてベース機よりも性能は落ちているが、魔力転換炉を完全に使い捨てにすることによる機体全開状態にしたこと(Web版のみ)と乗り手の卓越した技量により、相対した者から「まるで鬼神(イカルガ)ではないか」と言わしめる程の強さを発揮した。

切り札は装備する剣の切先をハリネズミのように逆立て、動く凶器と化す攻撃形態「目覚めよ我が剣(ウェイクアップデッドマンズ)」(アニメ版では機体全開状態による目にも止まらぬ連続斬撃)。


大西域戦争終盤の四方楯要塞(シルダ・ネリャク)戦に投入され、レーヴァンティア先行隊をたった一人で全滅させ、そのまま新生クシェペルカ王国軍の本陣中枢まで迫る(アニメ版では要塞の入り口を守るために友軍が倒されても孤軍奮闘した)。

そこでゴルドリーオアルディラットカンバーとの激戦を繰り広げるも、アルディラット・カンバーの捨て身の戦法と、ゴルドリーオの渾身の一撃を受けて大破した。

尚カラーリングは、ジャロウデク標準の赤と黒を基本とした物に改められている。

またWeb版のみズーディルゴが母体となっている。


外部出演

ナイツ&マジックが参戦するクロスオーバーゲーム『スーパーロボット大戦30』にて原作通りクリストバルの乗機として参戦。

ザガートとの決戦とジャロウデク軍との決戦にて、それぞれ中ボスとして二度戦う事になる。

武装はスタンダードに剣での格闘と背面武装による砲撃の二つのみだが、ボス補正による高いHPや幻晶騎士の特性やパイロットであるクリストバルのエースボーナスと騎操士技能による補正で命中率が非常に高くイカルガに手も足も出なかった原作と比べて明らかに強化されている(恐らくこいつの影響かと思われる)。

原作でのかませ犬な扱いから舐めてかかると思わぬ痛手を負いかねないので注意が必要。

とはいえ幻晶騎士の性質上、空適正は然程高くはなく、イカルガやマジンガーのように飛行可能かつ格闘戦が得意な機体とは相性が悪い。またエースボーナスも雑魚敵を先に片付ければ無効化出来る為、対処は比較的簡単ではある。


余談だが、上述の超高額機という設定を反映してか、撃墜した際の獲得資金がステージボスである飛竜戦艦より多いという謎仕様がある。


関連タグ

ナイツ&マジック

幻晶騎士

ティラントー


かませ犬(性能的には大西域戦争編に登場した機体の中でも上位に入るのだが、とにかく相手が悪すぎた)

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