概要
吹替:矢島晶子（ソフト・フジテレビ版共通）、寺田心（2019年金曜ロードショー版）
家族構成は父のジャック、母のカレン、兄のスタン、姉のモリーの5人家族。ペットにネズミ（アルビノのファンシーラット）のドリス、金魚のスティービー、オウムを飼っている。
発明や機械いじりが趣味の好奇心旺盛な性格で、スティービーの金魚鉢もアレックスの特製。
前2作の主人公であるケビン・マカリスター同様、普段は兄や姉に馬鹿にされがちと結構な不幸体質の持ち主だが、ケビンと同じく頭の回転が早く度胸も据わっている。
作中での活躍
物語の序盤で水疱瘡にかかってしまい、両親は共働きで兄姉も学校があるため、一人自宅療養することになるが、向かいの家に住んでいるヘスさんから雪かきのお代として貰ったラジコンカーに隠されていた国際的トップシークレットのマイクロチップを手に入れてしまったことから物語が始まる。
初めはラジコンカーにチップが入っていることを知らずに普通に遊んでいたが、気晴らしに望遠鏡で近所を覗いていた際にしらみつぶしにチップを探す犯罪者一味が近所の家に侵入している姿を目撃し、「近所に泥棒が入った」と警察に通報するが、犯人達には上手く逃げられてしまう。自分以外に目撃者がいなかったために家族や警察には信じてもらえず、「嘘の通報はいけない」と厳重注意されてしまう（※1）。
そこでビデオカメラを取り付けたラジコンカーを操作して犯人を尾行し、その映像を屋根裏のテレビに映して証拠を残そうとするが犯人に気づかれて失敗に終わるものの、犯人が証拠のビデオを奪ったにもかかわらず、執拗にラジコンカーを追っていたことを不思議に思いラジコンカーを調べると、その中に隠されたチップの存在に気づくが、同時に犯罪者一味にも自分がチップを持っていることに気づかれてしまう。
そして持ち前の知恵と頭脳を生かして家中に張り巡らせた特製のトラップで犯罪者一味との対決に挑む。
※1：犯罪者一味の紅一点であるアリスが連れていた犬は近所に住むジョニーの飼い犬で、ジョニーから犬が行方不明になった話を聞いていたアレックスは二度目の通報で署長に叱責される際にそれらを打ち明けるものの、目撃者がいなかったために証拠にはならなかった（尚、ジョニーの飼い犬も中盤でアレックスによって解放され、飼い主の元へ帰っていった）。
余談
前2作とは異なり、今回主人公の家族が出かけたのは対決当日だったため、アレックスは家族が寝静まった夜と家族が出かけた後の2回に分けてトラップの準備をしている。
そのため、トラップの第一陣はまだ家族が家にいる時に仕掛けられた形になっている（実際トラップが仕掛けられたクローゼットに行こうとした母をアレックスが引き止め、回避させるシーンが描かれている）。
また、前2作の主人公のケビンは泥棒撃退に貢献した事は（一部の人間を除けば）家族にも知られていなかったが、マイクロチップを見つけたアレックスはしっかりと徴兵センターに連絡（※1）し、チップを盗んだ犯罪者一味を追っていたFBI率いる警官隊がアレックスの家族に彼の危機や今回の事件のことを知らせ、一緒に救出に来た為、はっきりと世間に国際的犯罪者の逮捕に貢献した事が公になっており、チップを開発したコンピューター会社からは6桁もの謝礼金が支払われる事も判明している。
※1：当初アレックスから連絡を受けた微兵センターの募兵事務官は「空軍と書かれた玩具はいくらでもある」とまともに話を聞こうとしなかったが、「チップのナンバーを教えるから専門家に聞いてほしい」とアレックスに依頼され、それを専門家が調べた結果、FBIが盗まれたチップと犯罪者一味の居所を特定するきっかけに繋がった。
関連タグ
ケビン・マカリスター、フィン・バクスター、マックス・マーサー…歴代主人公。
