異世界漫画「ボロボロのエルフさんを幸せにする薬売りさん」最終回のネタバレ注意
異世界漫画(WEB漫画)「ボロボロのエルフさんを幸せにする薬売りさん」に登場する男主人公・薬売りさんの本名。最終回にて判明する。
物語の始まりは、彼が思い贖罪を背負ってるが故に女性主人公であるボロボロのエルフさんを助けた。だが、長い月日を共にし、彼女の純粋で逞しく『生きる意思』を身近に感じる「思い出」の共有から、徐々に彼の背負っていた【心の闇】が癒されていた薬売りさん(アレン)。
始め患者であるリズレさんへ本名を教える事を躊躇ってたのは、過去の業が深い事情や、当時は「治療だけの関係」として浅い付き合いを保つため等、後ろめたい気持ちが大きかった。
でも変える。
嘗て孤児だった自分を助け、後に亡くなった魔族の男から贈られた遺言「好きに生きろ」へ応える決心を与えてくれた彼女の為に、
そうして自分に正直となって叶えたい希望「人生の伴侶と永く側(そば)で暮らしたい」を、
目の前で一人の患者さんから、一人のエルフさんへ変わった最愛の女性に告白するのだった。
年月は流れ、かけがえのない幸福を感じれる最愛の家族-最愛のエルフさんと幼い子どもさん達-と暮らすアレンさんの日々で物語は締め括られる。
備考・余談
先ずは、
薬売りさんから、お婿さん・お父さん(パパさん)になったアレンさん!
おめでとうございます!!
エルフさんのお婿さん
女性主人公であるエルフさんのお婿さんであり、二人の子宝へ恵まれるお父さんになったアレンさん。物語序盤に馴染みの村娘・モネから「リズレちゃんはね おじさんの おヨメさんなの!」が実現する事になりました!
いわゆる異種間恋愛で結ばれた人間であり、こういった異種族にある特記事項の一つ「寿命差」は、お嫁さんのリズレさんが選択した療法『長寿の生命力を大きく削る超回復薬で治療』により、イルダ人(人間)と変わらない位の時間を生きるエルフさんになったと示唆されている。その為、異種間の交流で考慮される「寿命差問題」は人間基準の婚姻になってると思われる。
容姿変換
もう独りで生きる人生ではなくなったアレンさん。この心境変化や生活形式が変わった経緯もあってか、容姿の変化もみられる。
始め一つ結びだった髪型を短髪へ変え、特徴的だった目の隈はかなり薄れ、昔と違って自己を労る姿勢も出来たと感じれる。
名前演出
本作「ボロボロのエルフさんを幸せにする薬売りさん」は薬売りであるアレン・ティルディーンの手記を辿る物語でもあったと最終回に明かされる。
作中で頑なに本名は出てこず、当事者の対話で明かされそうで明かされない物語構成がされ、最後の1ページ-アレンさんの手記(ナレーション)-にて判明する演出となっている。