概要
原作第44話・アニメ第16話Bパートで初登場。アンゴル族の1人にしてモアの父親。アンゴル族が血族型精神体(全員が親戚関係である種族)であるため、その中では一応王座的な立ち位置にいる(厳密には違うと思うが、作中でそのような描写が目立つ)人物である。
モアに地球破壊を命令した張本人であり、当初はモアに「自分さえ良ければそれで良い」と教えたが、ケロロから地球を破壊しないよう説得されたこともあり、地球は"一応"彼のおかげで破壊されずに済んでいる。
ケロロのことは「自分の星を壊されたくないばかりに同盟を結んだ星の中で唯一恩返しをした人物」と述べ、娘のことを任せるなど、それなりに深い信頼を置いている模様。
性格は冷静沈着。宇宙一の破壊王と称されるだけあって一見怖い顔をしているが、意外とお茶目で優しい面もある。
なお、アニメ第41話Aパートでケロロに召喚された際はモア同様四字熟語で喋っているが、これが彼の癖なのかモアの癖を真似しているのかは不明(もっとも普段は四字熟語で喋ったりしておらず、モアが四字熟語でしゃべる癖はモア自身が四字熟語辞典で取得したものであるため、それを踏まえて考えると、後者の方が可能性が高い)。
娘であるモアからは「お父様」、主人公であるケロロからは「モア殿の御父上」などと呼ばれているため、作中で「ゴア」と呼ぶ人物はほとんどいなく、アニメでも名称は不明扱い(クレジットでは「モアの父」と表記された)。その影響かファンからは「モアパパ」呼びで定着している。
余談
本来は「アンゴル・ゴア」が正しい表記だが、娘の名前表記の影響もあり、pixivのイラストタグではこちらで機能している(現状「・」の方で付けているユーザーはいないようだ)。