CV寺門仁美(アニメ1期、ゲーム) / 花澤香菜(アニメ2期)
概要
公社によって作られた最初の「義体」。
「条件付け」に必要な投薬の量や方法が手探り状態だったため、義体の中では最も副作用が発現していて精神的にも不安定である。
そのため彼女が実戦に投入される機会は少なく、物語開始時点から入院しがちだった。
マルコーと過ごした記憶も障害によって断片的になり、その事実を直視できなかった彼からは次第に冷たくされるようになった。
性格
穏やかで優しい性格。
「薬」の副作用にくじけることなくマルコーの役に立とうと奮闘する。
一方で大切な記憶を次々に忘れてしまう自分に大きな不安を感じている。
昔マルコーがアンジェリカの気を紛らわせるために作ったおとぎ話『パスタの国の王子様』をとても気に入っていたが、健忘症により思い出せなくなってしまった。
出自
本名はアンジェリーナ。
名前の由来は天使(アンジェロ)からきている。
両親が経営する町工場の運転資金に困窮したため、彼女を利用した保険金殺人を目論み、父親に轢殺されかける。
公社に引き取られ義体の試験体となることで、一命を取り留めた。
自分が死にかけたいきさつは知らず、当時の「条件付け」では完全な記憶の消去ができていなかったため、たびたびマルコーに家族の事を質問していた。