アンズー(恐竜)
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あんずー
白亜紀末期の北米大陸に棲息していた小型獣脚類の一種で、2014年に命名された。
属名はメソポタミア神話の聖獣「アンズー」にちなんで名づけられた。
発見当初は同じく北米産のオヴィラプトロサウルス類のキロステノテスと考えられていたが、棲息していた時期が離れすぎていることなどから新種と判明した(ちなみにキロステノテスはゴルゴサウルスやスティラコサウルスと、アンズーはティラノサウルスやトリケラトプスと共存していた)。そのため古い恐竜図鑑では、キロステノテスの復元がアンズーを参考にしているものも見られる。
全長は最大3.5メートルと、ギガントラプトルには劣るものの、北米産のオヴィラプトロサウルス類では最大級である。多くの近縁種と同様雑食性で、植物から小動物まで何でも食べていたと考えられる。
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