CV:諏訪部順一
地上最狂の咎人(ぶっちぎりのヤバイヤツ)
敵対勢力「ホウライPT」のエースにして、世界最強の咎人の一人。
ギラついた眼光、カンストした刑期(咎人の頭の上に浮いているカウンター)、なのにどや顔、その見た目からヤバさがひしひしと伝わってくる。近接武器として《 残影 》系の太刀を振るい、常人には扱えないアブダクター《 レッドレイジ 》を銃火器代わりに従えるメチャクチャなやつ。
かつて「大消失」と呼ばれた、ニライカナイPT壊滅事件の唯一の生き残り。
ストーリー中盤で主人公のPTが行うある物品の搬送現場を襲撃、アーベル自身の高い戦闘力に圧倒される主人公たちは抵抗もむなしく物を持ち去られてしまう。ロストは免れたものの、世界最強の咎人であるアーベルに勝ち目はあるのだろうか……?
憤怒の烈火(レッドレイジ)
人工アブダクターのオリジナルといわれる《 原初の三機 》(実は四機ではないかという噂もある)の一機であり、見た目は汎用弐脚だが躯体は赤く、ミサイルポッドとガトリング砲を装備している。その最大の特徴は「あらゆる攻撃を無力化する絶対的防御力」。それゆえに「かかって行った咎人はみんなロストした」と云われており、対レッドレイジの攻略法も不明である。
現在のホウライPT躍進の要因には、アーベルとレッドレイジ自身の力の他、レッドレイジ解析による、遺失技術の取得があったのではと噂されている。
ネタバレ
本作の黒幕。ストーリー中盤で主人公たちを容易く打ち倒すというすさまじい実力を見せつける。唯一主人公だけが渡り合え、アーベルの方から見逃す形で引き下がった。
その後、鍵となるベアトリーチェを拉致して柩の解放を目論む。取り戻しにやって来た主人公たちと対峙し、柩の力を利用して世界を滅ぼすという想いを語る。
戦いに関してはフェアであり、拘束していたベアトリーチェを解放してからレッドレイジと共に主人公たちと激突する。その際に主人公の仲間たちの間合いに入り込んで刃を突き付け「いつでも殺せる」ということを知らしめた。
お世辞にもレッドレイジは手強いとは言えないので、アーベルの挙動に気を付けよう。
勝利すると柩が解放され、真のラスボスであるペルタトゥルムが出現。その際に発した獄炎に飲み込まれアーベルは消滅した。
ペルタトゥルムとの戦いはとんでもなく大変な上に、敗北するとラストダンジョンの入り口からやり直しになる(ラストダンジョン突破→アーベル戦→ペルタトゥルム戦)。何度も煮え湯を飲ませられたプレイヤーは多いだろう(当時のスレッドでは阿鼻叫喚の有様だった)。
アーベルにやっと勝てるレベルだと討伐は難しいので、武器をしっかりと鍛え、攻略法を叩き込んでから挑もう。